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かしこまり シンガーソングライターとしての才能。ボーイッシュな雰囲気でお酒好き。シンガー系VTuberのなかでも際立った魅力

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エムオンプレス

魅力的なコンテンツを発信し続けるVTuber(バーチャルYouTuber=3DCGのキャラクターによるYouTuber)は、いまや日本のエンターテインメントに不可欠な存在。今年ついに1万人を超えたVTuberのなかから、精力的に音楽活動を行っている“アーティスト”を紹介します。“VTuberの音楽活動って、どんなことやってるの?”というビギナー方も大丈夫。優れたシンガー、クリエイターが集結しているバーチャル・アーティストの世界へようこそ! 【動画】シュガーソングとビターステップ / UNISON SQUARE GARDEN( cover by かしこまり ) ショートカット、(派手じゃない)茶髪、ちょっとボーイッシュな雰囲気、なのにお酒好き。コレはもう、すべての男性の理想なのでは……という筆者の独断はさておき、今回紹介する“かしこまり”(ニックネームは“ちゃんまり”)がシンガー系VTuberのなかでも際立った魅力を持っていることはまちがいない。 2018年2月から活動をスタートさせたかしこまりは、奇抜でインパクトのあるキャラが多いVTuberシーンにおいて、かなり控えめな(?)ビジュアルであるにも関わず、ボーカルとトークのポテンシャルの高さで瞬く間に注目度を上げた。 デビュー当初から“歌が大好き”をアピールし、“歌ってみた”などの歌唱系の動画を次々と投稿。「サイレントマジョリティー」(欅坂46)、「そばかす」(JUDY AND MARY)、「やさしさに包まれたなら」(荒井由実)、「星間飛行」(ランカ・リー/中島愛)など、J-POP、バンド、アニソンといった幅広いジャンルの楽曲をカバーし、シンガーとしての個性を打ち出した。筆者が特に好きなのは「シュガーソングとビターステップ」(UNISON SQUARE GARDEN)のカバー。極めて難易度が高い曲だが、メロディと歌詞を丁寧に伝える彼女の歌の特徴がしっかりと伝わってくるのだ。自分の歌の上手さを押し付けるのではなく、楽曲の良さをわかりやすく表現することでシンガーとしての魅力を浸透させる。かしこまりのスタイルはポップスシンガーの王道と言っていいだろう。 2018年6月には初ライブ「KashikoMari First Live -Sing in MARism-」を都内のライブハウスで開催。ライブはYouTubeで同時配信され、リアルタイムの視聴者数は9,000人にまで達した。スクリーンにプロジェクターによる映像を映す形で行われたこのライブでは、「ヒトリノ夜」(ポルノグラフィティ)、「ありがとう」(いきものがたり)、「Lemon」(米津玄師)などのカバー曲を披露。MCでは現場のオーディエンスと直接やりとりし、仮想空間とリアルな一体感を同時に楽しめるステージを繰り広げた。 2019年からは待望のオリジナル曲も発表。最初の楽曲「ルーティン」に続き、3月には1stミニアルバム『from M』をリリースした。収録された4曲はすべて彼女の作詞・作曲によるナンバー。ファンと一緒に歩んできた道と“一歩踏み出す勇気”を描いた「ルーティン」、軽快な4つ打ちビートとともに“私は私でいたい”という願いを放つ「ココロロボット」、ジャジーな雰囲気を取り入れたアレンジ、“酔う時は酔っちゃうんだから許してよ”と甘える歌がひとつになった「君と飲みたい夜」、素朴なメロディ、アコースティックな音像、ステージに立ったときの心境を綴った歌詞がゆったりと響く「ちいさくてもひまわり」を収録した本作は、配信サイトを中心にスマッシュヒットを記録。『from M』によって彼女は、シンガーソングライターとしての才能をアピールした。 さらに2020年1月には、2ndミニアルバム『BiiRTHDAY』をリリース。リードトラック「BiiTHDAY」は、“キミの誕生日を一緒に祝いたい!”をテーマにしたポップチューン。その他、勢いのあるバンドサウンドのなかで“キミに会うときはやっぱり晴れた!”という喜びを歌った「雨のち晴れ」、ソウルっぽいテイストを取り入れたアッパーチューン「ナイトストーリー」、心地よく響くピアノのリフ、横ノリのグルーヴが印象的な「cake」など、音楽的な広がりを感じさせる作品に仕上がっている。 2月14日には初めてのVRライブ『MARism Vol.4』を開催。また3月6日には最新の“歌ってみた”動画(「ダダダダ天使」/ナナヲアカリ)を投稿するなど、順調な活動を続けているかしこまり。親しみやすいキャラと音楽的な才能を共存させた彼女の存在はここから、さらに多くのファンを魅了することになりそうだ。 最後に、音楽以外のコンテンツも紹介しておきたい。好きなゲームで盛り上がる「ちゃんまりゲームナイト」のライブ配信(最新版は『スプラトゥーン2』でした)も楽しいが、特に注目してほしいのが「ヨルタマリ」とタイトルされた生放送。“喋るタンバリン”ことパンディ(相棒兼マネージャー)とお酒を飲みながら、ファンのお悩み相談に答えたり、近況をとめどなく話す(だけ)のコンテンツなのだが、かわいいVTuberがグビグビとビールや梅酒を飲みながら、だんだん酔っぱらってテンションがおかしくなる様子はかなりシュールで、めちゃくちゃ可愛い。(2020年4月29日には、“リモート飲み”の生配信「飲みしよっぜ!!これを見ればいつでも酒飲む理由できるのでは??【ヨイラジ】」も行われました)。 文 / 森朋之 かしこまり シンガーソングライターとしての才能。ボーイッシュな雰囲気でお酒好き。シンガー系VTuberのなかでも際立った魅力は、WHAT's IN? tokyoへ。

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