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海外メディアでも紹介!19億人を魅了しうる“ハラール神戸牛”

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テレ朝POST

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。 現在は「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題し、2021年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けてがんばる人たちを応援している。 今回修造が訪れたのは、神戸牛を専門で扱う精肉店「神戸元町 辰屋」。 神戸牛といえば日本が世界に誇る食材で、その肉質や生育環境など、世界でもっとも厳しいと言われる審査をクリアした、最上級の和牛の称号でもある。 その神戸牛を通じて、世界19億人をトリコにしうる壮大なプロジェクトをはじめたのが、李鍾昊(り・じょんほ)さん。東京2020にも関わることだという。 修造:「その神戸牛で、何が“できる”んですか?」 李さん:「イスラム教徒にも召し上がっていただける神戸牛を販売しております。東京オリンピックに向けて、訪日外国人の方への対応としてずっと用意をしてきたんです」 李さんが手がけているのは、世界初となる19憶人のイスラム教徒へ向けた神戸牛。イスラム圏のメディアでその取り組みが報じられるなど、世界的な注目を集めている。

修造:「イスラム教徒のみなさんは元々、牛肉は食べられるんですか?」 李さん:「食べられるのですが、日本で一般に流通している牛肉は食べていただけないんです。イスラム教で“ハラール”と言いまして…」 ハラールとは、イスラム教で「許されている」という意味。食材ひとつをとっても、ハラールのものだという認証が必要なのだ。 たとえば、豚肉やアルコールはそれ自体、口にすることすら禁じられており、食べることを許されている牛肉にも厳しい条件がある。 まず肉を捌くのは必ずイスラム教徒。神への祈りの言葉をささげながら捌かなければならない。ハラール以外の食材と一緒に保存することも避けていて、李さんの精肉店では、冷凍庫をわざわざ新設したという。 さらに、李さんの卸した肉を提供する料理店では、調理に使う包丁やまな板もすべてハラール専用。醤油や味噌などの調味料も、アルコールを使っていないハラール認証を受けたものを使用している。 ハラール神戸牛を試食した修造は、その味にご満悦。ハラール認証の神戸牛でも、味はもちろん変わらず、美味しさはそのままだ。 なぜ、李さんは厳しい条件に応えてまで、この取り組みをはじめたのか。そこには忘れられないエピソードがあったという。 「以前、日本に旅行されて来たイスラム教徒の方が神戸まで来て神戸牛を食べずに帰るとおっしゃっていました。『お肉が嫌いなのかな』とはじめは思ったのですが、よく聞くとそうではなくて『お肉は大好き』だと言うんです。じゃあ、何で食べないで帰るのかなと思っていたら、『ハラール認証の神戸牛じゃないと食べられない』とおっしゃったんで」

このことをきっかけに、李さんは「神戸牛をいろんな国の人に食べてほしい!」と思い、5年前にハラール神戸牛を実現。その味を求め、2019年はおよそ400人ものイスラム教徒が、李さんが肉を卸す店に訪れた。 「オリンピックはいろんな国の方が集まるスポーツの祭典。せっかく日本にきた方々が、別々の食事になるのはさみしい。ハラールであれば、みんなが一緒に囲める。オリンピックにとっても素晴らしいと思います」 李鍾昊さんのできる宣言は、「ハラール神戸牛を通じてKOBE Beefを世界にもっともっと広げたい」。修造は「李さんならできる!」とエールを送った。

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