JR北海道が特急の一部で所要時間を短縮方針
JR北海道は来年春のダイヤ改正で、札幌と釧路などを結ぶ特急の一部の停車駅を減らして、所要時間を短縮する方針を固めました。 停車駅を減らすことで所要時間を短縮するのは、札幌発釧路行きの特急「おおぞら」と札幌発函館行きの特急「北斗」の一部列車です。該当する「おおぞら」では帯広や釧路までの所要時間が25分から30分短縮され、「北斗」は函館までの所要時間が4分短くなり、最速で3時間半を切ることになります。 JR北海道は高速バスや航空機との競争が激しさを増す中、所要時間を短くすることで利用者の増加を図りたい考えです。 一方、札幌ー旭川間の特急「カムイ」は一部のダイヤを見直します。利用者の少ない旭川発の始発列車を遅らせ、札幌発の最終列車の出発時間を早めます。また、旭川と網走を結ぶ特急「大雪」は、快速列車に置き換える方針です。