【2021年最新版】みんなが住みたい街はどこ⁉「賃貸」「購入」コロナで変化
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、暮らしぶりが変わりました。テレワークやオンライン授業が推奨され、職場や学校へ行く機会がずいぶん減った方も多いでしょう。 その影響を受けてか、総務省統計局が発表した「住民基本台帳人口移動報告」 によると、2020年の東京都への転入超過数は約 3.1万人と 2019年の約 8.3万人から 62.5%も大幅減少しました。“脱・都心”の傾向があるともいえます。 そこで、今回は株式会社 LIFULL調べ「2021年 LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング」を参考にし、いま人気のある街を明らかにしていきましょう。 なお、今回の調査は、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」に掲載された物件のうち、実際の問合せ数から算出した数値でランキングをつくっています。
賃貸ユーザーは「郊外志向」・購入ユーザーは二極化
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は、物件検索や問合せにも大きな変化を与えました。 ▽首都圏版 LIFULL HOME'S 借りて住みたい街(駅)ランキング 1位:本厚木(小田急小田原線:神奈川県) 2位:大宮 (JR東北新幹線ほか:埼玉県) 3位:葛西(東京メトロ東西線:東京都) 4位:八王子(JR横浜線ほか:東京都) 5位:池袋 (JR山手線ほか:東京都) ▽首都圏版 LIFULL HOME'S 買って住みたい街(駅)ランキング 1位:勝どき(都営大江戸線:東京都) 2位:白金高輪(東京メトロ南北線ほか:東京都) 3位:本厚木(小田急小田原線:神奈川県) 4位:三鷹(JR中央線ほか:東京都) 5位:北浦和(JR京浜東北・根岸線:埼玉県)
【首都圏版】賃貸なら都心へのアクセスがよい「本厚木」が人気
「首都圏版 LIFULL HOME'S 借りて住みたい街(駅)ランキング」の1位になった「本厚木」を筆頭に、「千葉」「柏」「町田」など、準近郊・郊外でも都心方面へ乗換なしでアクセスできる街が人気を集めています。 上位以外でも、前年におこなった調査で141 位だった「木更津」が41 位に、117 位だった「湘南台」が53 位に、134 位だった「茅ケ崎」が62 位へとベスト100 位圏内に上昇しています。首都圏では賃貸ユーザーの郊外志向が顕著にあらわれているといえるでしょう。