【次回注目馬】直線で外から追い上げて3着 コーストラインはブリンカー効果
◆コーストライン(4月3日、中山5R・芝2000メートル=3着) 後方待機が続いた近走と違い中団から追走。道中は周囲を囲まれてプレッシャーを受けたが、直線に入ると外から伸びた2着のネイチャーシップに先に前に行かれたとはいえ、一緒に上がって勝ち馬から0秒3差。1・6倍の断然1番人気レッドロアは鼻差で交わして3着に入った。 鞍上の内田博幸騎手は「いつも最後は甘くなるけど、今回は甘くならずに頑張ってくれた」と振り返った。「周りを気にするところがある」(鞍上)だけに、初めて着けたブリンカーの効果でいつも以上にレースに集中していたのが大きい。 5番人気と評価は高くなかったとはいえ、鞍上も「きつい競馬をしたことが次に生きれば」と話したように、この走りができれば未勝利脱出はそう遠くはない。(松末 守司)
報知新聞社