南海放送

夏の高校野球・愛媛大会はきょう決勝戦が行われ、聖カタリナ学園が西条を破って初優勝。初めての夏の甲子園出場を決めました。 松山市の坊っちゃんスタジアムで行われたきょうの決勝戦。15年ぶりの優勝を狙う西条は1回、フォアボールとワイルドピッチでランナー3塁とし、3番 藤田凌久のセカンドゴロの間に1点を先制。さらに、バッテリーエラーも重なり、2点をリードします 2点を追う聖カタリナは3回、2番松野、3番宇都宮の連打で3塁1塁とします。 ここで4番・キャプテンの河野が犠牲フライで1点を返します。 続く4回には、フォアボールや守りのミスで3塁2塁とすると、この回からマウンドに上がった西条の2年生エース 、宇佐美球児がワイルドピッチ。一気に2人が生還し、逆転に成功します。 聖カタリナは7回にも3点を追加し、リードを広げます。追う西条は8回、7番橘からの4連打など、ヒット5本を集めて2点差に詰め寄ります。 9回にも1点を返し、2アウト2塁1塁まで追い詰めた西条ですが、最後は聖カタリナのエース・有馬に後続を断たれ、試合終了。聖カタリナは、創部9年目で初めての優勝を飾りました。 8月7日から始まる夏の甲子園大会に、愛媛県代表して出場します。