<解説>「Number_i」元日デビュー、海外フェスに紅白出場 快進撃を支える強固な“ファンの一体感”
3人はそんなファンの思いも大切にしている。それぞれが個人でSNSのアカウントを所持し、日々の出来事を届けているだけでなく、時にはインスタライブも実施して、ファンの質問に直接答えるなど、積極的な交流を行っている。
11月19日に行われた「NHK紅白歌合戦」出場歌手の会見で神宮寺さんは、「(紅白は)まったくイメージできてなかった」と打ち明けていた。その上で、「去年は見る側だったので、出させていただくとは思いもしなかったです。お正月にデビューして、大みそかに出られるのはすごいことだと思います。(紅白を)意識はしていなかったですけど、光栄でうれしく思います」と笑顔を見せていた。
一方で、平野さんは「起きて、車に乗ったらNHKに着いていました(笑い)」とおちゃめなコメントで報道陣を沸かせるなど、エンターテイナーな一面を見せた。
アーティストとしてはスタートを切ったばかりだが、ファンの熱量を味方に付けて、多くの可能性を秘めている。いずれは日本だけでなく海外でも活躍をして、「日本のアーティストと言えば『Number_i』」と言われる日が来るのではないか、これまでの破竹の勢いに、おのずと期待は膨らむばかりだ。