【直撃取材】「モラルってそれぞれの感覚」議員バッジつけ“ブレイキングダウン”参加の石原孝之市議が初の政倫審…請求した議員「自分に利するためバッジ利用」と批判 静岡・焼津
「自分に利するために議員バッジを利用」
一方で、審査を請求した議員は、石原市議の行動を批判した。 政倫審に署名した市議: 市民に対して分かりやすい説明をするということと、市民の立場だったらどう思うかを常に考える。オーディション番組に自分に利するために議員バッジを利用した。それって税金使ってご自身に利するためにやっているのっていう、疑念を抱かれることそのものに、今回の倫理条例違反だと言える側面がある。 石原市議がオーディションに参加したことに問題はあるのか。 地方政治に詳しい専門家は、こう話す。 東北大学大学院 河村和徳准教授: 社会的な影響を考えると、勝手に出ちゃうっていうのは問題があったのかもしれない。ブレイキングダウンの持っているイメージに対して、その議員(石原市議)と周りの議員の同僚の間でギャップがあったはず。そのあたりはきちんと説明しておく必要があった。 他の議員や議会への配慮不足を指摘した一方で、こう指摘した。 東北大学大学院 河村和徳准教授: 政倫審ってやっぱり重たいですし、そこに出されたことによって次の選挙に対するマイナスのイメージがつけられてしまう。わざわざ会を開いてまでやるレベルだったのか。 次回の政倫審は26日に行われるが、出席予定の石原市議は、どのような説明をするのか。 (「イット!」 12月12日放送)
イット!