Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ダイエット成功の鍵はランチの時間帯にあった!?

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ウィメンズヘルス

昼休みも仕事を続けて昼食を遅めに食べている人は、せっかくのダイエットの努力を台無しにしているかもしれない。臨床栄養学専門誌『American Journal of Clinical Nutrition』に掲載されたスペインの研究では、肥満、あるいは過体重の被験者1200人を対象に、ダイエットの効果を調査した結果、午後3時以降に昼食をとっている人は痩せにくいことが明らかになった。詳しくみていこう。 【写真】夕方に小腹が空かないように!お昼に避けるべきフード この研究では、体全身の脂肪を燃焼させるのに欠かせない人間の細胞内にあるペリリピンタンパク質に着目している。このタンパク質の特定の遺伝的な変異を持つ人の場合、午後3時前に昼食を食べた被験者と比較すると、午後3時以降に食べた被験者の体重が減りにくいことがわかった(他の遺伝的変異を持つ人に関しては、昼食を何時に食べても結果は変わらない)。 この研究は、特定の遺伝子の構成を持つ人に重点を置いているが、2013年に肥満専門誌『The International Journal of Obesity』に掲載された別の研究においても、昼食を遅めに食べる人は、ダイエットが成功しにくいと関連付けられている。 だけど、昼食をとる時間がダイエットの成果に影響するのはどうして? おなかがすいてくる現象は、概日リズムの制御を受けて眠たくなるのと同じだと話すのは、ニューヨーク肥満栄養研究センターで、ライフスタイルが減量管理に影響をもたらすと発表した米コロンビア大学の准教授、マリー=ピエール・セント=オンジェ博士。 「一人ひとりの代謝は異なりますが、概日リズムに関連する食事のタイミングは減量に影響すると考えられます」。概日リズムは、体内のインスリン分泌をもコントロールしている。つまり、体がインスリンに敏感でないときに食事をすると、脂肪を分解して減量するのが難しくなるということ。 昼食をとる時間はウエストサイズに影響する可能性があるものの、朝食と夕食を食べるタイミングに着目してみると、減量の効果に違いが生まれることはなかった。理由は、この研究がスペインで実施されているからだと考えられる。一般的にスペインでは、1日のカロリーの半分を昼食にとる。実際に昼食を多めにとる人は、ダイエットで優位になる。過去の研究によれば、昼食に一番多い量を食べている人は減量しやすく、BMIが低いことが判明している。世界肥満連盟「World Obesity Federation」によると、アメリカ人女性の約40%が肥満である一方で、スペイン(21.4%)やドイツ(23.9%)、ハンガリー(31.3%)のように、昼食に最も多い食事をとるのが伝統的な国の肥満率ははるかに低い。 セント=オンジェ博士いわく、アメリカでは朝食を抜く傾向にあり、体重増加につながりやすい。「アメリカ人の食事の内訳を見ると、朝食と昼食に摂取するカロリーが少ないのです。朝食と昼食を一緒にとるとカロリーは全体の40%程度であり、夕食と間食で60%を摂取することになります」と、セント=オンジェ博士。食事のタイミングが減量に与える影響に関しては、さらに研究を重ねていく必要があるとセント=オンジェ博士も認めているが、ヘルシーな食事をしているにもかかわらず体重が落ちにくいという人は、1日の最も多い食事を昼食にして、遅くても午後3時までに昼食を済ませるようにしてみると、うれしい変化が見られるかもしれない。 ※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

【関連記事】