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大評判の2020年プリキュア、3人が結束を深めた意外な理由とは? 悠木碧・依田菜津・河野ひよりが語る『ヒープリ』チームの魅力

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女の子を中心に絶大な人気を集めるTVアニメ『プリキュア』シリーズの第17作、『ヒーリングっど プリキュア』(毎週日曜朝8時30分~/ABCテレビ・テレビ朝日系列にて放送中)は“思いやり”と“絆”をテーマに、パートナーの“ヒーリングアニマル”と一緒に「地球をお手当てする癒やしのプリキュア」が活躍するというストーリー。 【詳細】悠木 碧さん・依田菜津さん・河野ひよりさんの撮り下ろし写真 劇場作品『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』は、最新シリーズである『ヒーリングっど プリキュア』のほか、第16作『スター☆トゥインクルプリキュア』(以下『スタプリ』)、第15作『HUGっと!プリキュア』(以下『HUGプリ』)という3世代のプリキュアが集結。同じ一日が繰り返される不思議な世界での出来事が描かれる。 今回は、本作でプリキュア映画に初登場となる『ヒーリングっど プリキュア』(以下『ヒープリ』)チームのキャスト、キュアグレース/花寺のどか役の悠木 碧、キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ役の依田菜津、キュアスパークル/平光ひなた役の河野ひよりに取材。始まったばかりの『ヒープリ』の話題や、それぞれが思う『プリキュア』シリーズの魅力、映画の見どころなどについて話を聞いた。 取材・文 / 北野 創(リスアニ!) 撮影 / 小島マサヒロ ※このインタビューは2020年1月に実施したものです。 ◆プリキュアは、大人たちにも夢と希望の栄養補給をしてくれるところが素敵だなと(悠木) ーー まずは皆さんが思う『プリキュア』シリーズの魅力、プリキュアに対する特別な想いや個人的な思い出についてお聞かせください。 【 悠木 碧 】 私は、『ふたりはプリキュア』(2004年~)が始まった頃にはもう結構大きくなっていたので(悠木は1992年生まれ)、実は世代的に当時あまりプリキュアを観たことはなかったんです。でも、大人になってから観てみたらハマってしまって。 子どもの頃って、生きているだけで自然と自分の中から「夢」や「希望」を見出すことができましたけど、大人になると「夢」も「希望」もすごく貴重なものになるから、それを自分の中から見出せるのはすごく素敵なことだと思うんです。プリキュアは、子どもたちに希望を見出すことの大切さを訴えるのと同時に、大人たちにも夢と希望の栄養補給をしてくれる。そんなところが素敵だなと思いながら観ていました。 ーー 悠木さんは『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年~)に登場するキュアショコラ/剣城あきらに一目ぼれしてから、プリキュアを熱心に観るようになったそうですね。 【 悠木 】 そうなんです! キュアショコラのデザインを見たときに「このキャラは絶対に推せる!」と思って観始めたら、お話もめちゃくちゃ良くて「あれ? めっちゃ元気になる!」みたいな感じになって(笑)。 それまでは子どもたちに人気がある作品という印象だったんですけど、毎話観るごとに、自分が忘れていた世界の素敵なところをいっぱい教えてもらっているような気がして、アニメってこうあるべきだなと思う部分がすごくたくさん詰まっているなあと思いました。きっと大人になって観たからこそ、刺さった部分も多かった気がします。 ーー 依田さんが思うプリキュアの魅力は? 【 依田菜津 】 私はとにかく勇気をくれるところがプリキュアの魅力だと思っていて、特に過去に出演させていただいた『スタプリ』(2019年)と『HUGプリ』(2018年)からは、個人的にすごく背中を押してもらったんです。 私も大人になってから、夢の見方を忘れていたようなところがあって(笑)、心の中では「プリキュアになりたいな」と思っていたけど、なかなか言い出すことができなくて。そんなときに「大人でもプリキュアになりたいって言っていいんだよ」と教えてくれたのが、『HUGプリ』という作品だったんですね。それで一歩踏み出して、オーディションを受けさせていただきました。プリキュアはいろんな人に勇気を与えていると思いますし、私も勇気をもらった分、たくさんの人に勇気を返せるようなプリキュアになれればと思っています。 ーー 『HUGプリ』のキャッチコピー「なんでもできる!なんでもなれる!輝く未来を抱きしめて!」に励まされたわけですね。 【 依田 】 はい! それとこれは個人的な話なのですが、私は『HUGプリ』のキュアエール(野乃はな)を演じている引坂理絵ちゃんとデビュー当時から仲が良くて、キャリアが自分と同じくらいの彼女が「なんでもできる!なんでもなれる!」って頑張ってる姿がすごく心に響いていたんです。 そんなときにたまたま『HUGプリ』の現場に参加させていただくことになって、私はそのとき、若宮アンリの幼少期を演じさせていただいたんです。しかもそのときの私のセリフがひと言だけで、「見て、ボク、なんでもできる!」だったんですよ。 ーー おおっ! その話数は「なりたい自分になる」という『HUGプリ』の作品テーマを象徴する回でした。 【 依田 】 それが自分の中で「そうかもしれないな」と心変わりするきっかけになって。他にも、当時『HUGプリ』のOPテーマを歌っていた宮本佳那子ちゃん(『ドキドキ!プリキュア』のキュアソード/剣崎真琴役)が「ねえ、なっちゃん(依田)はいつプリキュアになるの?」と言ってくださったり、理絵ちゃんに「私、プリキュアになりたいんだよね」と明かしたら「なれるよ!」と言ってくれたり、作品だけでなく携わるプリキュアチームの皆さんが、私に「なんでもできる!なんでもなれる!」ということを少しずつ教えてくれたんです。 ーー なるほど。その後、依田さんは翌年の『スタプリ』で、キュアソレイユ/天宮えれなの双子の弟の天宮たくと/いくと役を演じられました。 【 依田 】 『スタプリ』は1年通して参加させていただいたので、未知の領域に飛び出していくという作品テーマはとても心に響きました。しかも第2話(「宇宙からのオトモダチ☆キュアミルキー誕生!」)でララちゃん(キュアミルキー)が、自分がプリキュアになれる確率は0.000000012%だとAIに言われて、自分で「私は絶対にプリキュアになれない!」と言っていたんですけど、そんなララちゃんがプリキュアになるんですよ。そうやって私に「誰だって自分のなりたいものになれるんだ!」ということを教えてくれたのがプリキュアなんです。 ◆プリキュアは何度でも始められるし、何度でも戻ってこられる作品だと思っています(河野) ーー 河野さんはいかがですか? 【 河野ひより 】 私は幼少期に初代(『ふたりはプリキュア』)を観ていたドンピシャ世代なので、憧れを抱いていたのはもちろん、プリキュアが自分の頑張る原動力でもあったんです。例えば小さい頃って携帯(電話)を持つことに憧れるじゃないですか。でも、持たせてもらえないから……。 【 依田 】 カードコミューン(『ふたりはプリキュア』の変身アイテム)? 【 河野 】 そうなんですよ! ああいう携帯っぽい形のものを持てるのがうれしくて。あと、親から「夏休みの宿題が全部終わったらプリキュアのゲームを買ってあげる」とか言われて宿題を早く終わらせたり、怒られるときも「そんなことばかり言ってたらプリキュアになれないよ!」と言われたりして(笑)。 私は小さい頃、本当にプリキュアが存在していると思っていたし、なんなら自分も運が良ければプリキュアになれると思っていたので、「もっと強くなるために牛乳を飲まなきゃ!ご飯もちゃんと食べきらなくちゃ!」という感じだったんです。 【 一同 】 (笑)。 【 河野 】 その後も成長と共にプリキュアの見方が変わっていって。小さい頃はただただかわいくて好きだったのが、だんだん「こういう大人っぽい友達がいてくれたらなあ」とか「中学生ってこういう生活をしてるんだ」と思いながら観るようになって。 私は中学生の頃から深夜アニメを観始めたんですけど、その頃にキッズステーションで『Yes!プリキュア5』(2007年~)の再放送をやっていたので観直したら、緻密に作られているから、どの時代に観ても面白いんですよね。プリキュアは何度でも始められるし、何度でも戻ってこられる作品だと思っていて。いつまでも自分の中の憧れで居続けてくれるのが、私にとっての魅力です。 ーー 河野さんはプリキュアと共に育ってきたんですね。そういえば今年の年始にツイッターで、実家でコミック版『ふたりはプリキュア』の単行本を見つけたとつぶやかれていました。 【 河野 】 あっ、はい! そうなんですよ! 私は当時「なかよし」読者だったので、上北ふたご先生のプリキュアの連載が始まったときも、ちょうど本誌で読んでいたんです。初めて読んだときから「わっ!絵が上手い!」と思って。 【 依田 】 私も「なかよし」で連載を読んでいました。私は世代的にプリキュアの初代をかすったぐらいなんですけど、「なかよし」は小学校高学年ぐらいまで買っていたので、ふたご先生の連載もずっと読んでいて。藤P先輩(『ふたりはプリキュア』の登場人物・藤村省吾)かっこいい!って言ってました(笑)。 ◆ちゆちゃんはお芝居の年齢感の加減が難しくて、試行錯誤しています(依田) ーー そのようにプリキュアを愛する皆さんが、今回の『ヒーリングっど プリキュア』ではプリキュア役を担当されています。ご自身の担当キャラクターを演じるにあたって心がけていることを、お一人ずつお聞かせいただけますか? まずはキュアグレース/花寺のどか役の悠木さんからどうぞ。 【 悠木 】 のどかは穏やかで優しいところが特徴だと思うんですけど、それだけでなく、視野も広いし、器もすごく大きい、チャレンジ精神もあって、なんだかんだでこの中ではいちばん熱血なところがあると思うんです。 アニメでは彼女のエンジンになる部分――元々は身体が弱くて何もできない時期があったから、今は何にでもチャレンジしたいという気持ちがしっかりと描かれていて。その中で彼女がいちばんやりたいと思ったことが人助けなんです。それはきっと、この子がたくさんの人に愛されて、一生懸命生きてきたからこそ見つけられた目標だと思うんです。なので、引きすぎず、かといって出過ぎず、でも確実にみんなを包み込む器があって、そのうえで自分のよくよく考えた主張をしっかりと出す。そういうやさしさに裏付けられた強さがあると思うし、病と闘ってきて、それを前向きに克服してきた子なので、その心根が強い感じを出せたらいいなあと思っています。 【 依田・河野 】 うんうん! 【 悠木 】 それと難しいのが、いかにナチュラルに可憐でいられるか。私自身が可憐なタイプの人間ではないので、「可憐にやろう!」と思うと「可憐にやってます!」という感じのお芝居になっちゃうんですよ。でも、それは違うなと思っていて。のどかは立ちまわっているだけで可憐なので、それをきちんと軽やかに表現することを目標にしています。 ーー 続いて、キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ役の依田さん。 【 依田 】 ちゆちゃんは3人の中でいちばん心強い存在で、何かが起こっても最初に出てくるのが「大丈夫よ」とか「私に任せて」という言葉だったり、責任感が強くて自分から引っ張っていくタイプの子なんです。しかもスポーツ万能、成績優秀で完璧なんですけど、人に何かをアドバイスするときに「私の言い方ってきついのかな?」とか「怒って見えるのかな?」って普通に悩んだりする一面もあって。なので、自分も気持ちを強く持って、ちゆちゃんの強い部分を出そうとしつつ、自然な気持ちで伸び伸びとお芝居させていただいています。 あと、ちゆちゃんは中学2年生なんですけど、実年齢よりも大人っぽく見られることが悩み、というキャラクター設定があるので、そのお芝居の年齢感の加減が難しくて、試行錯誤しています。彼女のおうちは温泉宿なので、人の面倒を見たり、おもてなしをするのが得意なんですね。そういう落ち着きも持ち合わせているので、今はまだ演技を模索している最中です。 ーー キュアスパークル/平光ひなた役の河野さんはいかがですか? 【 河野 】 私はふわっと2点ありまして。まず1点目は、ひなたはとにかく素直で、何かを行うときも、考えてから動くのではなくて、動いた後から行動理由がついてくる感じの子なんです(笑)。だから私も演じるときは、もちろん大人の私としてはシーンや会話の意味を考えて、その言葉が結果的にどういう作用をもたらすかを考えなくてはいけないんですけど、マイクの前に立ったら、その場の会話を聞いて(ひなたが)どう思うかを絶対に大切にしなくてはいけないと思っていて。 【 依田 】 (ひなたの行動に)根拠はない(笑)! 【 河野 】 そうなんですよ。もう1点が、ワクワクにすごく敏感な子ということで。プリキュアになった二人を見て最初に出た感想が「かわいい!」だったり、人にも物にも出来事にも、いろんなことにワクワクしたり、かわいい、かっこいい、楽しそうと感じる子なので、そのワクワクのレパートリーがたくさんあると思うんです。ひなたにとってこのワクワクは、あのときのワクワクとは絶対に違うんだろうな、みたいな。なのでそこは一本調子にならないように、考えないように考えるみたいなことを心がけています(笑)。 ひなたがひなたでいるためには、人から受ける影響みたいなものを自分の中に取り入れられるようにならないといけないので、ひなたを演じるときはできる限り自分のエゴや考えを懲り固めてしまうような部分を抜いて、その場の言葉を素直に受け止めることを大事にしています。 ◆それぞれの世代によって空気感が全然違う。私たち『ヒープリ』チームはみんなオタクでした(笑)(悠木) ーー 『ヒープリ』のTVアニメが好評を博するなか、『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』で劇場作品に初登場となります。最後に『スタプリ』『HUGプリ』の先輩プリキュアたちとも初共演されている本作の見どころをお聞かせください。 【 河野 】 まず目が楽しいんですよね。プリキュアはどの子もかわいいし、衣装もカラフルで、いろんなコスチュームが勢揃いしているから色とりどりだし、そのキャラクターたちがめちゃくちゃ動くので、いろんな表情が見られるし、戦いのシーンも迫力満点で。 特にひなたは表情が賑やかで、コミカルな場面ではすごくコミカルになったりするんです(笑)。それぞれのキャラクターの視覚的な表現のされ方も楽しくて、思わず笑ってしまうようなシーンも多いので、まずは大きなスクリーンでいろんなところをキョロキョロと観ながら楽しんでもらえたらと思います。 【 依田 】 今回の映画が『ヒープリ』チームの劇場版でのお披露目ということもあって、私たちの魅力をすごく描いてくださっている作品になりました。ひなたのコミカルなところもそうですけど、私が演じるフォンテーヌもとってもかっこいいシーンがありますし、グレースはほんっっとに頑張っていて、アフレコのときも後ろで見ているだけで「グレース……!」ってなりました(笑)。先輩方も頼もしく支えてくださっているので、ぜひ注目していただければと思います。 【 悠木 】 私がアフレコをしていて思ったのは、やっぱりそれぞれの世代のプリキュアによって空気感が全然違うんですよ。『スタプリ』チームはみんなアイドルみたいにキラキラしていて、『HUGプリ』チームは家族みたいだし。で、私たち『ヒープリ』チームはみんなオタクでした(笑)。 【 一同 】 (爆笑)。 【 悠木 】 ご飯を食べるときもずっとゲームとかアニメの話をしていて。 【 河野 】 たしかに、ずっとしてました(笑)。 【 悠木 】 そういうそれぞれのプリキュアの魅力、キャストたちのチームワークの色の違いみたいなものが、きちんと絵にもストーリーにも出ているのが印象的でした。きっとプリキュアは代々そうだと思うんですけど、『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』のキャストに入れてもらうことによって、自分たちの色が何となく見えてきたので、このタイミングで映画をやらせてもらえたのはすごくありがたかったです。 それと今回の映画は少年マンガと少女マンガのいいところどりみたいな内容なので、正直、男子が観てもグッとくると思います。私もグレースであれだけ声を張るとは思わなかったので(笑)。 【 依田・河野 】 いやー、もう! 【 悠木 】 演じていてめちゃくちゃ楽しかったです。スカっとしますし、きちんと胸の中にも残る。すごく綺麗にまとまった作品なので、大人も子供も男の子も女の子も楽しんでもらえたらと思います! (c)2020 映画プリキュアミラクルリープ製作委員会 大評判の2020年プリキュア、3人が結束を深めた意外な理由とは? 悠木碧・依田菜津・河野ひよりが語る『ヒープリ』チームの魅力は、WHAT's IN? tokyoへ。

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