「おちょやん」第59回より

杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。2月26日放送の第60回で、千代(杉咲)と一平(成田凌)に急展開！孤独に苛まれた千代を男らしく包み込んだ一平に視聴者から喝采の声が上がり、大きな反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります) 【写真を見る】お似合い！杉咲花“千代”＆成田凌“一平”の2SHOT!!身長差がたまらない… ■「一人やあれへん。俺がおる」 千代が幼い頃に生き別れた弟・ヨシヲ(倉悠貴)にまつわるエピソードが描かれた第12週「たった一人の弟なんや」(第56～60回／2月22～27日)。悪い仲間にそそのかされて芝居小屋に火をつけようとしたヨシヲの企みは事前に食い止められたが、ヨシヲにはヨシヲの人生があり、事情がある。千代の説得もむなしく、ヨシヲは再び元の世界へと戻っていった。 最後はヨシヲの思いを尊重し、引き留めることなくその背中を見送った千代。目に涙をためながら、母の形見のガラス玉を渡し「今度はあんたが守ってもらう番や。そのかわり、いつか必ず返しにくんのやで、約束な？」と見送るのがせいいっぱいだった。 ヨシヲが去った後、「あかん…引き留められへんかった」と、こらえていた涙をこぼした千代。そこへ現れたのが、一平だった。「うち、また一人になってしもた」と無理に笑おうとする千代を、一平は「一人やあれへん。俺がおる」と抱きしめた。 幼いころからの腐れ縁で憎まれ口を叩き合ってきた千代と一平の新展開に、視聴者からは「一平～～！」「なんて優しい抱擁…」「一平カッコよすぎ！」「ヨシヲとの切ない別れにしんみりしてたら、一平くんに心持ってかれた…」の声が殺到。ヨシヲに説得を試みたり、これまでも千代のため動いてきた一平。その姿を見てきた視聴者からは「ついにきたか…！」の声も上がった。 一方で、「一平の『俺がいる』は、傷ついた者同士の傷のなめ合いのようにも見える…」「千代のモデルの浪花千栄子さんは離婚してはるんだよね…このあと千代が傷つくかと思うと、素直に喜べない」といった声も…。さまざまな感想が渦巻き、この日Twitterでは「＃おちょやん」がトレンド2位に浮上する賑わいを見せた。 第12週では、役の上とはいえ接吻もしてしまった千代と一平。「来週はいよいよ千代と一平の恋愛パートかな」と期待の声も上がる中、3月1日(月)からは第13週「一人やあれへん」(第61～65回／3月1～6日)を放送する。