【連載】「エデン ミラノ」のオーナー兼クリエイティブデザイナー、フィリッポ・フィオーラさんのクローゼット拝見
「エデン ミラノ」のオーナー兼クリエイティブデザイナーを務める、フィリッポ・フィオーラさん。今回は、そんな彼の自宅クローゼットの中を覗かせてもらいました。
建築もファッションも、根底にあるのは最高の美への探求心
17世紀にミラノの旧市街に建てられた、貴族の旧家にご自宅を構えるフィリッポ・フィオーラさん。 さすがはプロの建築家、古今東西をミックスしたハイセンスなインテリアデザインは、しばしばイタリアの雑誌に紹介されるほど。その美意識の高さはライフスタイルにも表れていました。
時計
「リングやブレスは一切着けませんが、製造が終了しているモデルやヴィンテージの時計には惹かれます。ロレックスは18歳のときのプレゼント、カルティエは『タンクディヴァン』のヴィンテージです。あと、オーデマ ピゲの『ミレネリー4101』など個性的なモデルも好きですね」と、フィリッポさんは話します。
靴
2016年に趣味が高じて立ち上げたブランド「エデンミラノ」は、“自分が履きたいと思う靴しかつくらない”をコンセプトに、コロナ禍でも成長を続けているそうです。 モロッコでハンドメイドで編んだ新作の「リビエラ」に、最高級革を使った人気モデルの「ブレラ」と「コンポルタ」。
スカーフ
「アニマル柄やジオメトリックなデザインのものを好んで集めています。ストールタイプはバンダナのような使い方もしますよ。どちらかというと、それだけが目についてしまうような奇抜なものより、手持ちの服に調和する色みのものを選ぶことが多いです」とのこと。
バッグ
「使い勝手が良く機能性に長けたトートバッグも使用していますが、基本的にスリムでしっかりしたタイプが好みです。デザインや製法などすべてにおいて『エルメス』は特別に愛着のあるブランド。あらゆるシーンのスタイルに合うバッグが一番そろっていると思っています」と、フィリッポさんはお気に入りのバッグについて語りました。
【PROFILE】
北イタリア、クレモナ出身。建築家、シューズブランド「エデン ミラノ」のオーナー兼クリエイティブデザイナーを務める。世界のトップメゾン数社のブランドアンバサダーとしても活躍中。