今ならまだ植え付けも間に合います!チューリップを春に美しく咲かせるための正しい植え方や気を付けるべきこととは?
チューリップはいつ植えるべき?
春が近づいてきてからチューリップを植えたくなるかもしれませんが、春はチューリップの球根を植えるのに適した季節ではありません。チューリップをよく咲かせるのは、10~14週間の間の低温が必要です。つまり、チューリップは涼しい場所の方がよく育つ傾向にあります。 秋になると、さまざまな場所でチューリップの球根が売られるようになりますが、特定の種類や色、形を探している場合は、オンラインで予約注文するのがおすすめ。専門店であれば品揃えが豊富です。また気を付けたいのは、12cm以上の球根を探すこと。チューリップの球根に関してサイズは重要だとヴァン・デン・ベルゴムはいいます。(球根のサイズは、オンラインサイトの説明に明記されていることが多いです)
チューリップの植え付けは、他の春咲き球根と同じように、地面が約13度になった秋に行います。お住まいの地域にもよりますが、通常は秋の半ばから終わりにかけてです。 基本的には、夜間の気温が4~5度ほどの日が2週間続いてから植え付けましょう、とヴァン・デン・ベルゴム。もしも植え忘れてしまったり、秋に忙しく球根の植え付けまで手が回らなかったりした場合には、地面を掘ることができれば(つまり、地面が凍っていなければ)、少し遅くても植えることもできます。しかし、1月より遅くなってしまうと球根が開花するのに十分な冷却時間を得られないので、なるべく遅くならないようにしましょう。
チューリップはどう植える?
まず球根を植えるときは、手あたり次第にあちこち植えるのではなく、かためて植えることが大切です。そうすることで、見た目のインパクトを最大限にすることができます。少なくとも1日6時間以上日光が当たる場所を探しましょう。多少の日陰は問題ありませんし、暖かい地域ではチューリップを長持ちさせることもできますが、日当たりがよすぎると成長の妨げになってしまいます。 チューリップの種類によって推奨されている植える深さが違います。通常は球根のパッケージに推奨の深さが明記されているはずですが、一般的に、ハイブリッド・チューリップの多くは約15~20㎝、原種チューリップは約10~15㎝の深さに植えるとよいでしょう。