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コロナ後に「活躍できる人」「できない人」の差

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東洋経済オンライン

新型コロナウイルスによる自粛要請期間は、日本の多くの人にとって、これまで経験したことのなかった事態となりました。しかし、その正解が見えない時期に、活躍したリーダーもいます。そのひとりが、マッキンゼーや楽天など10数社で働き、IT批評家としても活躍する尾原和啓氏です。「変化の時代に活躍できる人の条件」について、尾原氏の著書『あえて数字からおりる働き方』より抜粋してご紹介します。 ■変化の時代に活躍できる人の条件とは? 

 どんな時代が来ても揺らがない人とは、世の中の需要をしっかり確認し、誰がどの需要を埋めているか、どの役割がまだ埋まっていないのかを見渡したうえで、自分の役割をきちんと全うできる人のことだと僕は思います。   インターネットは、これらの需要を可視化してくれます。まだ供給できていない場所や、自分にしかできない役割なども、ニュースやSNSのタイムラインなどを駆使することで、より見えやすくなるのです。  例えばワクチン開発について、僕に何ができるかを考えながら、世界中のニュースを調べるとします。そこで、ビル・ゲイツがワクチン開発について動き出したことを知ったとき、僕は彼がやってくれるなら、これ以上自分がワクチン開発について何か考える役割はないと考えました。あとは僕なりにやるべきことをやるために、まずは「ワクチン開発」という役割をあえて閉じることで、次の役割を効率的に探します。

 役割を効率的に見つけるには、すでに需要を埋めてくれている誰かに役割を任せ、選択肢をあえて絞る作業も必要です。そのうえで、自分にできることで、需要を埋めていけるといいでしょう。  仮に、外出自粛の要請が出ているとき、あなたが社内で何かのチーム長だったとしたら、社会への貢献の仕方や自分の役割をどう考えるでしょうか?  例えばミュージシャンのようにユーチューブで演奏して感染防止を呼びかけることはできなくても、「自宅で豊かな時間を過ごすための施策は誰かがやってくれているのだから、自分は社内のことに特化しよう」と考えて、普段やりとりの少ない部署とも話をして、今できることを考え、新たな施策を会社に提案していくこともできるし、今後のための勉強をしておく、という選択肢もあるでしょう。

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