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自粛解除は「マスク解除」「手洗い解除」ではない…第2波に向けた心構えを医師が勧告

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TOKYO FM+

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」では、毎週木曜に新型コロナウイルスと最前線で戦う医療現場の「リアルな現状や課題」を情報発信するべく、在京民放ラジオ放送局5社連携でスタートした共同プロジェクト「#医療現場を応援」と連動したコーナーをお届けしています。 6月11日(木)の放送では、医療法人社団 愛育会病院の竹川勝治理事長に「現場の苦悩」をテーマにお話を伺いました。

◆早期の段階で、家族とはテレビ・ウェブ面会を…

やしろ:現場の医師の方々は、みなさんどのようなご苦労があったのでしょうか。 竹川:まず急性期の外来においては、いつ新型コロナウイルスに感染した方がいらっしゃるかわかりません。今年はインフルエンザが流行しませんでしたが、本来の風邪症状の方もいらっしゃいます。「感冒様症状」と言って、症状は同じです。そこですべての患者さんが新型コロナに感染していると見立てて、感染対策を行いました。 実際に感染している方もいらっしゃいましたが、防護をきちんとしていたので問題にはなりませんでした。また回復期でリハビリをされている方、慢性期で入院されている方は、免疫力が低下している場合も多いので、新型コロナウイルスを病院や施設内に入れないように徹底しました。ご家族の面会は、早期に原則中止に致しましたので、早急にテレビ面会・ウェブ面会を導入して、入院や入床されている皆さんが寂しくならないように工夫をしました。 やしろ:病院って、本当にさまざまな方が出入りしていますし、コロナだけというわけではないですからね。防護服なども大変だと思いますが、肉体的に精神的に、両面から結構ハードですか? 竹川:はい、そうですね。

◆解放的な気分になるのは、ワクチンができてから

やしろ:今、段階的に自粛要請が解除されてきて、人の流れも動きも増えてきている状態です。経済をより回していこうとする動きが強いと思うのですが、医療現場の方々からの目線で、これについて何か思うことはありますか? 竹川:自粛解除は、あくまでも「外出自粛解除」であって、「マスク解除」でも「手洗い解除」でもありません。経済を徐々に、そして確実に取り戻していくためにも、第2波で、また外出自粛の状態に戻ってしまうことだけは、絶対に避けなければならないことです。 ですから、マスク・手洗い・ソーシャルディスタンスなどは、引き続き守っていただきたいです。また薬もワクチンがないということは、何も変わっていません。解放的な気分になるのは、薬やワクチンができてから、と考えています。 やしろ:そう、何も変わっていないんですよね。6月に入ってからも90パーセント以上の方が、マスクをしているような気もしますし、僕が出入りしている現場では、ちゃんと消毒液が置いてありますし。仕事の現場だけじゃなくて、飲食店に入っても、本当にみなさんはケアをされているなという感じはしますけど。引き続き、この状態を続けたほうがいいということですよね。 竹川:はい。ジョギングされている方も、マスクを頑張ってされていますね。 やしろ:そうですね。昼間もだんだん暑くなってきましたし、湿度も上がってきて、熱中症なんかもありますから、これからは大変ですよね。

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