キューブが龍に変形 中国の人気フィギュア新作を日本の造形作家がデザイン
「BEASTBOX」というトイシリーズをご存じだろうか? 手のひらサイズのキューブが動物や恐竜に変わる変形ギミックと、飾って映えるデザインが売りの中国のユニークなフィギュアだ。 【画像】キューブ状態の龍 そこから派生した「MEGABOX」シリーズの新作「MB-14 CHINESE DRAGON(チャイニーズドラゴン)青龍」を、日本の金属造形作家・坪島悠貴さんが手がけている。 キューブから龍に変形する精巧なつくりは、坪島悠貴さんならではの技巧がヒカル。
中国の新鋭トイメーカー・52TOYS
BEASTBOXは、遊び心のあるプロダクトを制作する中国の新鋭トイメーカー・52TOYSが開発・製造する変形玩具シリーズ。 様々な生き物をモチーフにしたフィギュアを制作。キューブから展開される生き物たちはいずれもハイクオリティだ。 そこから派生した「MEGABOX」シリーズの新作は、日本では12月発売予定の「MB-14 CHINESE DRAGON(チャイニーズドラゴン)青龍」。 設計を手掛けたのは、日本の金属造形作家・坪島悠貴さん。 精巧なギミックで変形する坪島悠貴さんの金属造形作品は、KAI-YOUでも以前紹介している。 金属のセミがカエルに変形する様は、動画で見てもどのようなギミックになっているのは一見わからないほどだ。 今回「BEASTBOX」に携わるきっかけになったのは、去年上海で行われた「Wonder Festival 2019 上海」だという。 これまで原型制作などで協力してきたフィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーによる企画で作品を展示したところ、52TOYSのプロデューサーであるストライカー・ワンさんの目に留まり、今回のコラボレーションに至ったという。 「CHINESE DRAGON」は、現在キャラクターグッズやホビーの通販を行う「あみあみ」などで予約受付中。初回生産特典として、グリーンの収納ボックスが付属する。 日本のフィギュアメーカーは世界でも人気だが、アジアのユニークなメーカーの製品は日本でも人気を博している。
小林優介