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清水・桜ヶ丘病院移転問題 老朽化も深刻だが“医師不足”も 国は「再編統合」で名指し

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テレビ静岡NEWS

静岡市の桜ヶ丘病院が移転問題に揺れています。 市役所清水庁舎の駐車場への移転が有力ですが、病院側は移転に医師不足の解消という条件をつけました。院長が描く桜ヶ丘病院の形、そして清水区の医療構想とは?

老朽化ー新任の院長も愕然「昭和40年頃の病院ですよ」

静岡市清水区の桜ヶ丘病院。 内科や整形外科など8つの診療科があり、入院や手術が必要な患者を受け入れる「二次救急」病院です。

しかし、今年4月に赴任した内野直樹院長は病院の中を見て愕然としました。 桜ヶ丘病院・内野直樹院長「廊下がせまい、せまい廊下を待合室に使っている。真ん中をストレッチャーが通らない。病室もせまい、エアコンが24時間稼働しない、トイレが汚い、水回りが悪い。これは昭和40年頃の病院ですよ」

築60年を超え、老朽化が深刻。 一部の建物は、現在の耐震基準を満たしていません。

移転 しかし、移転先は・・・

JCHO・尾身茂理事長「我々の病院は地域のための病院で、JCHOのための病院ではないです。地域のニーズがどこにあるか。選んだ理由はたくさんの地域住民に利用をしてもらいたい」 病院を運営する「JCHO」は2017年、清水庁舎の跡地などを購入して移転することを決めました。

しかしここに来て、新型コロナの影響で市が庁舎の移転を凍結。 杉村祐太朗記者「庁舎から道路を挟んで北に40メートルほど進んだ、こちらの第3駐車場も今回市が新たに提案しました」 代わりに、庁舎の3つの駐車場を新たな移転先として提案しました。

静岡市・田辺信宏市長「市民にとって最良の結果を導き出すために、熱意をもってJCHOと対話をしていきたい。”桜ヶ丘病院を静岡市内に存続をさせる”、ここが最大の目的」 市が病院の存続を強く希望する理由。

清水区では、人口に占める高齢者の割合が3人に1人となっています。 現在清水区には3つの総合病院があり、桜ヶ丘病院はベッド数で2番目に大きな病院ですが、清水区の夜間や休日の内科の救急の7割の日数を受け持っています。 周辺の住民は・・・ 地域住民「すぐに行けて治療してもらえるのはすごくありがたい」 別の地域住民「3つ、体の不安がある人が3カ所いくのは大変なこと。1つの総合病院の中で健康を見守ってもらうのは大切なこと」

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