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グーグルが45億ドルをインド企業に出資…テック企業やファンドがインドに殺到する理由

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BUSINESS INSIDER JAPAN

グーグルがインドのインターネット企業ジオ・プラットフォームズへ45億ドルを出資することを、サンダー・ピチャイCEOが認めた。 ジオ・プラットフォームズはインド最大の通信企業リライアンス・ジオや、ZoomのライバルであるJioMeetなどを所有している。 インド当局の許可がおりれば、グーグルはジオ・プラットフォームズの株式の7.7%を取得することになる。 リライアンス・ジオの創業者、ムケシュ・アンバニの資産は724億ドルで、現在世界で6番目に裕福な人物だ。 グーグル(Google)は7月15日、インドで圧倒的な人気を誇るインターネット企業、ジオ・プラットフォームズ(Jio Platforms)に45億ドル(約4830億円)の出資を行うことを認めた。 インド当局の承認を待っている段階だが、この出資でグーグルはジオ・プラットフォームズの7.7%の株式を取得することになる。両社は、インドの数百万人にインターネット接続を提供する可能性を持つアンドロイド端末のエントリーモデルを開発する予定だ。 グーグルのCEO、サンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)は7月15日、ツイッターでこの出資に言及した。 「誰もがインターネットにアクセスするべきだ。#GoogleForIndia デジタル化基金(Digitization Fund)による45億ドルの出資でリライアンス・ジオと提携し、スマートフォンを所有していないインドの何億人かにアクセスを提供できることを誇りに思う」 インドの複合企業リライアンス(Reliance)傘下のジオ・プラットフォームズは、加入者が3億6993万人でマーケットシェア30%以上というインド最大の携帯電話会社ジオ(Jio)を所有する。ジオ・プラットフォームズはまた、Zoomの競合であるJioMeet、音楽ストリーミングサービスのJioSaavnなどの自社開発アプリとそのサービスも展開している。 今回の出資は、グーグルの対インド戦略の一環だ。CEOのサンダー・ピチャイは先日、インドのナレンドラ・モディ首相とビデオ会議を行った。そして今回の45億ドルの資本注入は、グーグルがインドへの投資のために作った100億ドルの「デジタル化基金」から行われる。 ピチャイは、リライアンス・ジオを創業したアンバニ家とも親しく、2019年にムンバイで行われたアンバニ家の御曹司アカシュ・アンバニ(Akash Ambani)の結婚式にも出席している。 他の主要テック企業もすでに、ジオ・プラットフォームズへ多額の出資を行っている。フェイスブック(Facebook)は4月、57億ドル(約6110億円)の出資を発表した。クアルコム(Qualcomm)も先日、およそ1億ドルの出資を行っていることを発表し、サウジアラビアの公共投資ファンドや米投資会社のKKR、ビスタ・エクイティ・パートナーズ(Vista Equity Partners)などもここ数カ月間で数十億ドル規模の出資を行っている。

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