乃木坂46奥田いろは、2年間過ごした“アンダー”で成長 初選抜は「驚きすぎて声が出なかった」【「歩道橋」インタビュー前編】
アイドルグループ・乃木坂46が11日に37thシングル「歩道橋」を発売した。ORICON NEWSでは4期生の弓木奈於と5期生の奥田いろはに全3回にわたるインタビューを実施。第1回となる今回は、YouTubeでの生放送で選抜発表&生披露を行った「歩道橋」初パフォーマンスについて、そして奥田には今回初選抜となった思いと意気込みを聞いた。 【撮り下ろしカット】背中合わせで身を寄せる弓木奈於&奥田いろは ■いつもと違う選抜発表に「ドキドキ」 ――今回はYouTubeでのライブ配信という、いつもとは違うフォーメーション発表と初披露がありましたがいかがでしたか? 【弓木】どんな選抜発表の形でもドキドキするんですけど、今回はそれぞれの過去のVTRとともに発表される形で、スタッフさんの愛も感じられてうれしかったです。 ――普段は『乃木坂工事中』で発表ですが、今回はおしゃれな演出で素敵でしたね。 【奥田】緊張感が直に伝わってくるような。画面越しでもドキドキする発表だったと思います。 ――やはりライブ配信は緊張しましたか? 【奥田】そうですね…生配信独特の緊張感がありました。でも、自分たちパフォーマンス姿を後で見たらすごく綺麗で。曲の魅力を最大限に引き出してくれる撮り方だなって感じました。 【弓木】カメラワークやダンスもすごく美しくて、特にさく(遠藤さくら)のソロダンスの部分は本当にきれいでした。でもその裏ではみんなダッシュで移動していて、超ギリギリのすべりこみで立ち位置につくみたいな(笑)。振り向くときだけ何もなかったかのよう振舞っていました(笑)。 ■初選抜の奥田いろは「一瞬で惹きつける力を」 ――そんな裏側があったんですね(笑)。そんな奥田さんは今回初の選抜でしたが、発表時はどんな気持ちでしたか? 【奥田】驚きすぎて声が出ませんでした。隣にいたやんちゃん(金川紗耶)が来てくれて「おめでとう!」って言ってくれたり、1列前にいた(五百城)茉央が手を差し出してくれたり、周りのメンバーがたくさん声をかけてくれてとてもうれしかったです。本当に幸せな気持ちでした。 ――この2年間、葛藤もあったかと思うのですが、アンダーメンバー時代はどのような思いで過ごしていましたか。 【奥田】最初は自分に自信が持てなかったんですが、アンダーライブを重ねる中で応援してくださるファンの方や家族の支えを感じ、自分を信じて頑張れるようになりました。 ――これから選抜メンバーとしての活動に向けて、意気込みを教えてください。 【奥田】アンダーライブは、つくっていく過程とかも含めてみなさんが楽しんでくれる場所だなって思うんですけど、選抜はテレビで出演する一瞬で惹きつける力を持ってないといけないなと思っているので、その瞬発力を磨いていきたいと思っています。 ――弓木さんは選抜経験が長いですが、何かアドバイスはありますか? 【弓木】今でも選抜発表は毎回ドキドキします。私もアンダーを経験して、選抜もありがたいことに経験させていただいたんですけれども、やっぱりどこにいてもやることは変わらないと言いますか。感謝の気持ちや乃木坂への愛を忘れず、新しい目標を常に持つことが大事だと思います。 【奥田】新しい目標、考えてみます! ――共通カップリング曲の「相対性理論に異議を唱える」は5期生楽曲で、岡本姫奈さんが初センターを務められています。今回で5期生全員がセンター曲を持つことになりましたね。 【奥田】本当に感慨深いです。5期生曲が今回も入るって聞いた時、それで姫奈がセンターだと分かったときはみんなで「おめでとう!」って喜びました。姫奈の儚(はかな)さが存分に出るような曲になっていて、ぴったりの曲。これからのパフォーマンスが楽しみです! ――またガラッと雰囲気が違った曲になっていますよね。 【奥田】期別曲をこんなにたくさんいただけることって本当にありがたくて…。今回も大事に歌いたいです。 ORICON NEWSのインタビュー第2回では、「人生の大きな決断」についてや“首ンセス”のメンバーでもある2人の関係性について。第3回では2024年の振り返り、そして来年加入する6期生について聞いた。