ソフトバンクJrが15年ぶりの優勝!二刀流・平井がMVP「めちゃうれしい」将来は大谷が夢
◇NPB12球団ジュニアトーナメント最終日・決勝 ソフトバンクJr5―1日本ハムJr(2024年12月29日 神宮) ソフトバンクJrが日本ハムJrを5―1で下し、09年以来、15年ぶり2度目の頂点に立った。MVPは先発して3回2/3を1失点と好投するなど、投打で活躍した平井秀虎(ひでと、6年)が選出された。 勝利が決まると、平井はナインと喜びを分かち合った。「めちゃくちゃうれしいです」。MVPを獲得したことより、最高の仲間と日本一になれた喜びの方が上回った。 代打3ランを放って勝利した27日のヤクルトJr戦後、帆足和幸監督に勝ち進んだ場合の決勝戦での先発を直訴した。希望が通った先発マウンド。負けられなかった。2回無死一、二塁は遊ゴロ併殺で脱出。3回2/3を1失点に抑え「守備にも助けられた」と感謝した。 就任6年目で日本一を達成した帆足監督は「長かった。勝つって難しい」と感慨を込める。一挙5点を奪った3回に二塁への適時内野安打を放つなど、打撃でも4試合で計4打点と勝負強さを発揮した平井は「将来は(ドジャースの)大谷選手みたいに、投打どちらもできるようになりたい」と目を輝かせた。