全てが謎!の2人目“女性版虎”タイガー・プリンセスがデビュー戦でタイガー・クイーンと組んでタッグ王座に挑戦【SSPW】
初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務める「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」(SSPW)が11月29日、都内で会見を開いた。 会見では「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.32 力道山先生 ご生誕100年感謝興行」(12月5日、東京・後楽園ホール)の女子の3カードが発表された。 同団体の女子のカードについてはこれまでジャガー横田が相談役としてマッチメイクを担ってきたのだが、前大会を最後に相談役を辞任。今大会から平井丈雅代表を中心にストロングスタイルプロレスがマッチメイクを行うことになった。そういった経緯もあり、21日に行われた会見では女子のカードを発表することができず、この日改めて会見が設けられた。 現在、同マットではタイガー・クイーン(SSPW)が女子のエースとして君臨。SEAdLINNNGのBEYOND THE SINGLE王座とマリーゴールド・ワールド王座の2冠王であるSareee(フリー)が一騎打ちをアピールしているのだが、今大会でも2人のシングル戦は見送られた。 しかしその代わりにクイーンと2人目の女性版虎戦士タイガー・プリンセス(SSPW)がタッグを組んで、王者組のジャガー横田(CRYSIS/ワールド女子プロレス・ディアナ)、薮下めぐみ(/CRYSIS/フリー)組に挑戦する「SSPW認定女子タッグ選手権試合」という驚きのカードが発表された。
このプリンセスのデビューについて平井氏は「男子と女子が切磋琢磨していくことでこのリングが盛り上がっていくと思っている。タイガーという名前は実力が認められた選手でなければ、その任に就くことはできない。その実力を持った選手が現れたということでデビューの運びになった」と経緯を語った。 プリンセスはこの日の会見には姿を現さなかったのだが、平井氏は「選手はまず試合。プロレスラーの本分は試合の中での戦い。まずはその戦いで見ていただきたい。その気持ちから会見ではなく12月5日の試合で見ていただければと思った」と当日までのお楽しみといったところ。そして「全く秘密というわけにはいかないのでこの写真で発表ということにしたい」と写真を掲げた。 プリンセスについて佐山は「ここまで推された選手は私は見たことがない。かなり推されて選ばれた選手。期待している」と周囲の期待の大きさを口にした。そして「私がクイーンに教えていた時はあまりにも制約を大きくし過ぎたような気がしている。プリンセスの場合は自由に動き回ってもらいたい」などとそのファイトスタイルのヒントを明かした。
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