自然あふれる村から上京した健気な21歳大学生「西新宿のタワマンに住みたい」…野望を抱き、性風俗店で年収1,700万円になった3年後
新宿のタワーマンション
新宿は歌舞伎町が近くナイトワークに従事する人口が非常に多いのが特徴です。Googleでのサジェストキーワードも「新宿 タワマン 水商売」などが検索ボリュームとして大きく、ナイトワーク従事者向けの不動産情報サイトが数多く見られます。新宿で物件を探す人の多さがわかります。 新宿は歌舞伎町だけではなく、街として大きな魅力があります。新宿駅にはJR線・京王線・小田急線・東京メトロ・都営地下鉄大江戸線など、多くの路線が乗り入れ、交通の利便性は抜群です。西新宿エリアは都庁をはじめ大手企業のオフィスが入居する高層ビルが多く工学院大学や東京医科大学などの教育機関も存在します。緑も多く、住まいを構えるには理想的な環境でしょう。 近年、西新宿を中心にタワーマンションが多数建設され、部屋からの眺望は多くの人のあこがれの的です。2LDKで2億5,000万円におよぶ物件もめずらしくなく非常に高額でありながら人気があります。 しかし先述したとおり、分譲のタワーマンションが賃貸に出されていることが多く、ナイトワーク従事者が借りているケースが少なからずあります。高額なタワーマンションなので賃貸時の家賃も高額に。西新宿のタワーマンションでは家賃20万円台後半~50万円台という相場であるため、これを支払えるのは当然ながら高所得者だけです。土地柄、高所得のナイトワーク従事者に貸したいと思うオーナーもいるのもうなずけます。 タワーマンションを購入した住民の多くは大手企業に勤務するパワーカップルや企業経営者や医師などの高所得者です。高層階を除いて同じような生活レベルの住民が集まるという大きなメリットがありながら、「異質な」住民が混在することに困惑するケースが多々あります。 いかにもといった派手な服装をして大きな声で騒ぐ若い男女と敷地内で鉢合わせ、異質さに辟易しながら見ていると睨まれてしまうといった事象もめずらしくありません。セキュリティが担保されているはずのタワーマンションで身の危険を感じるのはナンセンスです。タワーマンション内で重大な事件を起こすことも現実にあり、最近も西新宿のタワーマンションで殺人事件があったことも記憶に新しいところです。 ここで、新宿のタワーマンションに住むあるナイトワーク従事者の住宅事情の事例をご紹介します。