全米メディアも大谷デビューに熱狂「最初のテストに通過」「恐ろしい選手」
米スポーツ専門メディアのESPNは、大谷が試合後に語った『忘れられない』とのコメントをタイトルに使い、「ベーブルース以来となる二刀流選手の大谷は、大リーグへの順応に時間を費やすことはなかった」と開幕戦のメジャーデビュー戦を伝えた。 記事は「長打ではなかった。投げてもいない(先発は日本時間の2日になるだろう)。だが、大谷は初めて見るケンドール・グレーブマンの初球の91マイル(146キロ)のカットボールを打ち、一、二塁間を抜いて安打とした」と初ヒットを打った様子を描写。 「おそらくこの先、忘れられない打席になる」、「チームに貢献できるように頑張りたい」といった大谷のコメントを掲載した。 メジャー初ヒットの記念ボールがダグアウトへ届けられ、大谷が、日本からオークランドのスタンドに駆けつけた両親の徹さん、加代子さんに渡したい、と話していたこともエピソードとして紹介された。 「大谷は、開幕戦で『緊張しなかった』と語った。だが、日曜日の投手としてのデビュー前に緊張するか? と尋ねられると笑って息を吐き、通訳が質問を伝える前に肯定的にうなずいていた」と、次に投手デビューが控えていることを伝えた。 また「今日の教訓は?」と、質問された大谷が、「一塁へ一生懸命走ること」と答えた様子を紹介して、「大谷はマーティン・マルドナドの二塁打で1塁から3塁へ向かう走塁でスピードも披露した。彼は『シーズンを通して学ぶことになる』と話している」と、走るというツールも備えた万能選手であることを強調した。 今後、二刀流が本格化していくと、全米メディアの注目度もヒートアップしていきそうだ。