生まれつきの爪の形は変えられる!美人爪を育てる3ステップとは?
美容院やネイルサロンに、コロナ以前と変わらない頻度で行っても良いものか、考えあぐねてしまう昨今。この機会にネイルをやめたい、健康的な爪を育てたいと思っている方にピッタリなのが、育爪(いくづめ)スタイリスト・嶋田美津惠さんの著書『女は爪で美人になる ネイルしない、磨かない、ムリしないでキレイになる』です。 美しく健やかな爪に変わることで、日々の気づきが増え、モチベーションも上がり、運命も変わっていくと著者は語ります。今、爪に自信がない人でも、何歳からでも、確実に変えられるというその育爪術について、3つのポイントを本書から一部抜粋してご紹介します。
私のサロンを訪れるお客さまの多くが、「私の爪の形、生まれつき変なんですよ」と言います。そう言うみなさんのほとんどが、爪を短く切っています。そして、「家族もみな同じような爪をしているので遺伝なんです」とあきらめています。 でも、あきらめないでください。安心してください。今、あなたの爪がどのような状態だったとしても、今から爪は変えられます。 あなたが今の爪をつくり出している思い込みを変えれば、理想の爪を手に入れることができます。 手の爪を俯瞰すると、爪の先端部分は白く、爪の下の皮膚とくっついている部分はピンクになっています。 白い部分とピンクの部分の境目のことを「黄線(おうせん)」と言います。黄線が爪先へ移動し、ピンク部分が長いほうが、爪は美しく見えます。そして、ピンクの部分は、実は誰でも指の先端まで長く伸ばすことができるのです。 素の爪をきれいな「美爪」に育てていくステップは、(1)紙やすりでアークスクエアに整える、(2)オイルと水を乳化させて保湿する、(3)爪を当てない指使いをする、この3つです。
STEP(1) 紙やすりでアークスクエアに整える 爪切りを使うと、二枚爪になりやすくなります。直線的な刃で湾曲している爪を切ると、3層になった爪の断面がバラバラになってしまうからです。育爪で使うのは、素の爪用の紙やすりです。爪切りを紙やすりに変えるだけでも、二枚爪になりにくくなります。 爪先の形は、スクエアオフでもなく、ラウンドでもなく、緩やかな楕円形のカーブにします。 アークスクエアに整える目的は2つあります。1つは、爪の長さに関わらず、錯覚効果で爪をキレイに見せるため。もう1つは、ピンク部分を指先の両端部分にまで拡大させて、爪をより立体的にするためです。紙やすりで爪を削るのが楽しいという方も多いです。