全日本プロレス最強タッグ優勝決定戦は斉藤ブラザーズ対宮原健斗、デイビーボーイ・スミスJr.の組み合わせに
「プロレス・全日本」(8日、後楽園ホール) マット界の年の瀬の風物詩、世界最強タッグ決定リーグ戦の準決勝が行われ、宮原健斗、3冠ヘビー級王者のデイビーボーイ・スミスJr.組と、史上初の世界タッグ王者としての全勝優勝を目指す斉藤ジュンと斉藤レイの斉藤ブラザーズがメインの決勝戦に進出した。 【写真】素人は絶対にマネしちゃいけないプロレス技 危なすぎる アジアタッグ王者の安斉勇馬、ライジングHAYATO組と対戦した宮原、スミス組は、前半はジュニアヘビー級のHAYATOをローンバトルに追い込み、後半はHAYATOのスワンダイブ式ミサイルキックを安斉に誤爆させると、最後はスミスのバックドロップを受けての宮原のシャットダウンスープレックスホールドで安斉を撃沈した。 「悔しい。これ以上言葉が出ない。準決止まりか…」と落ち込むHAYATOに、安斉が「来年こそは俺とHAYATOさんで必ず優勝します。すいません、最後」と言葉をかけていたところに井上凌が急襲。「テメエ!コラコラ!早くアジアタッグの挑戦を認めろ!」と要求し、安斉は「アジアタッグやりたいなら上等だ」、HAYATOも「本当の恐怖を教えて上げるよ」と受諾した。 本田竜輝、綾部蓮組と対戦した斉藤ブラザーズは、綾部がドロップキック、ブレーンバスター、ストレッチプラムとレイを追い込んだが、カットから分断されると、レイのBBQボムで綾部を沈めた。 本田は「まだまだ落ち込んでられねえよな」、綾部は「綾部蓮と本田竜輝はこんなもんじゃない。2024年はまだ終わってない。2025年、俺たちに注目しろ」と、巻き返しを誓った。