モナコのアルベール大公の息子と、モナコのステファニー王女の長女がパリコレに登場。
モナコのアルベール大公の息子と、モナコのステファニー王女の長女が、パリで開催されたミュウミュウのファッションショーに連れ立って登場し、モナコ公家のおしゃれっぷりを証明した。
モナコ公国グリマルディ家のファッション好きは血筋のようだ。なかでもファッション通のポーリーヌ・デュクリュエとアレクサンドル・グリマルディは当然、パリのファッション・ウィークにやってきた。10月1日、イエナ宮で開催されたミュウミュウのファッションショーに、いとこ2人はイタリアのファッションブランドの服に身を包み、連れ立って現れると写真撮影にも堂々と応じた。 モナコ公アルベール2世がニコール・コステとの間に成した息子、アレクサンドルはこの日、革のアビエータージャケットにオーバーサイズのベージュのパンツ姿。一方、モナコのステファニー公女の長女、ポーリーヌ・デュクリュエはおしゃれ上級者らしく、グレーのクロップ丈ウールジャケットの下にブルーのシャツをはおり、パールのネックレス、サングラス、黒のハンドバッグで装いを完成させていた。「パリ・マッチ」誌はアレクサンドル・グリマルディがインスタグラムに投稿したストーリーを発見、そこには「Cousin got it on(いとこはバッチリ決めてた)」と愉快そうなコメントが載っていた。
ファッション好きの仲良しいとこ
ポーリーヌ・デュクリュエとアレクサンドル・グリマルディはいとこ同士、仲が良く、何よりも行動力があって将来の夢を意欲的に描くモナコ公家の新世代の代表格だ。ファッション分野でのふたりの協力体制は家族の絆を深めることにも役立っている。ポーリーヌは2018年にアルテルという、環境に配慮したユニセックスブランドを創設しており、アレクサンドルは同ブランドのランウェイに登場している。またポーリーヌの両親であるダニエル・デュクリュエとステファニー公女も、ブランドの宣伝キャンペーンに定期的に登場している。モナコでは、ファッションもファミリービジネスなのだ。
text : Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)