『ONE PIECE』ゾロの声優・中井和哉が演じたキャラ3選 2枚目・クズ役も見事!
「鬼の副長」と「マヨラー」キャラのギャップを見事に演じる!
TVアニメ放送がついに1000話を超えた国民的名作『ONE PIECE(ワンピース)』。近づく“終幕”に向けて目が離せない展開が続き、大きな注目を浴びています。 【画像】個性豊かなイケメンたち! 中井和哉が演じた印象的なキャラ(6枚) 同作といえば「麦わら海賊団」の船長・ルフィをはじめ、数々の個性的なキャラクターが物語を盛りげていますが、なかでも高い人気を誇るのがルフィの右腕であるロロノア・ゾロ。ストイックでクールな剣士でありながらも、方向音痴など抜けている一面ものぞかせる男女ともに支持されるキャラクターです。 この記事では、ゾロ役を見事に演じる声優・中井和哉(なかい・かずや)さんに注目。イケメンなのに天然……メリハリあるギャップを演じる中井さんの出演作を3つピックアップ。印象的なキャラクターの魅力を紹介します。 ●『銀魂』土方十四郎
はじめに紹介するのが「週刊少年ジャンプ」の名作『銀魂』に登場する土方十四郎(ひじかた・とうしろう)。真選組「鬼の副長」と呼ばれる人気キャラクターです。 隊の規則「局中法度」を定めた正統派のかっこいいキャラクター。「鬼」の呼び名通り、ひとたび刀を抜けば攘夷志士たちから恐れられる男です。中井さんの低音ボイスにピッタリ合致するクールで厳格な姿は、多くの女性ファンをとりこにしています。 そして、物語が進むにつれてツッコミキャラとしての地位も確立していくと、極度のマヨネーズ好きという嗜好にフィーチャーしたギャグ回も描かれるようになります。中井さんは、コーヒーやラーメンにまでマヨネーズをぶっかける「マヨラー」キャラと「鬼の副長」のギャップを見事に演じています。 そんな土方のキャラクター性が色濃く描かれたエピソードのひとつがアニメ第87話「私と仕事どっち大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス」。土方とかつて恋仲にあった沖田ミツバにまつわる「神回」と呼ばれる人気エピソードです。ミツバの幸せを願い、ミツバのために敵アジトへ単身乗り込んで剣を振るう姿はカッコ良すぎます。 土方がミツバのことを思って口にした「俺はただ……惚れた女にゃ幸せになってほしいだけだ」といった名セリフが多く飛び出します。中井さんが渋みのある美声で、クールでシリアスな土方を完璧に演じた名エピソードではないでしょうか。 そのほかにも中井さんは、アキバ系オタクの別人格「トッシー」など、土方のさまざまな魅力をメリハリをつけて演じています。『ONE PIECE』のゾロと同じく、どこか天然な一面を持つクールなイケメンキャラが作り出されていました。