Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

“コロナ疲れ”で心と体がつらい時。読むだけでも楽になる毎日のヒント

配信

女子SPA!

コロナ疲れの対処法。自分の“視点”を意識してみて

「頑張っている人がいるから、我慢しなきゃ」というのは、まさに、ここ3か月の社会の空気。かといって、他者を攻撃するのでは何の解決法にもなりません。では、どうしたら、少しでも気持ちを落ち着かせることができるのでしょうか? 1. インターネットから距離を置く  まず、武田さんが指摘するのが「インターネットから距離を置く」ということ。不安からついついネットニュースを見てしまう人も多いはず。でも、有益な情報を得ようと見てみると、人の悪意が渦巻く論争を目にしてどんより、という経験はみなさん、あるのでは? 「ネットが悪いわけではなく、自分が生活しているリアルな社会を見ることが大切なんです。たとえば、ドラッグストアの店員さんがカスタマーハラスメントを受けているというのはネット上ですぐに話題になりますよね。カスハラは実際にあって問題だと思います。でも、自分の身の回りはどうだろうと冷静に見てみると、自分は店員さんに感謝しているし、同じように店員さんに丁寧に接している人もいる。ネットで言われることが世の中のすべてではないんです」  そもそも、ネットの世界では話題になること=大変なことがクローズアップされがち。それが社会そのものだと思ってしまうとしんどくなってしまう。また、「ネットだから」とわかったうえだとしても、人の悪意を目の当たりにするとヘルス・ポイントどんどん削られてしまいます。  だからこそ、「SNSやインターネットを見過ぎることで不安感が大きくなるのであれば、離れることが大切」なのです。 「でも、ただ『見ない!』と決めただけでは、それを守るのはとても難しいですよね。なので、そのインターネットを見るという行動を、他の行動に置き換えてみてください。  まず、自分がどんなときにネットを見てしまうのかを把握して、『このままではずっと見続けちゃう……』というときは、スマホで漫画を読もう、あるいは、ほっこりするサイトをみよう、というようにマイルールを決めておくのです。ネットを一切見ないのは難しくても、「害のない行動に置き換える」のならばやりやすい。これを意識的に続けることで、不安をあおる記事とは距離をおけるようになります」 2. 納得のいくまで調べてみる  また、「情報を遮断するのもひとつの手ですが、むしろ、どんどん調べるというのも情報の扱い方の方法のひとつ」と武田さん。  SNSは見ないにしても、内閣府の発表や論文を読む、感染症の歴史について調べる、経済政策について本を読むなど、自分で深く考えるというのも、恐怖や不安を減じる方法になるといいます。 「この3か月を見れば大変ですけど、人類はこれまで何度も感染症と戦っているわけです。人類の歴史というところまで視点を引いてみる。毎日、更新される情報か人類全体の流れにフォーカスするのか、何にフォーカスするかの違いですが、全体像が見えてくると、一喜一憂しなくてすみます。深く考えることは繊細さんが得意なことですし、哲学的なことを考えるのが好きな方も多い。徹底的に調べたり考察したりと、自分の得意技を使って不安に対処することもできるんです」 3. 変わらないことに安心を  そして最後、「変わらないことを大切にする」と武田さんは言います。 「誰にとっても変化はストレスになりますが、繊細さんはとくに変化に慣れるまでに時間がかかります。変化にさらさられたときこそ、変わらないことを生活の中で見つけることが大切です。いつもと変わらないというのは『安心』を与えてくれます。その安心を支えに少しずつ変化に慣れていくことが大切です」  外の世界はガヤガヤしていたとしても、日常が変わったとしても、変わらないことは必ずあるはず。お掃除や洗濯をしたあとのスッキリ気分、朝のコーヒーでのリラックスなど、なんでもいい。毎日のルーティンは心を落ちつかせるきっかけになります。 「本来、幸せというのは、外が晴れていて気持ちがいいなとか、花がきれいだとか、ちょっとした人とのやりとりがうれしいとか、そういう日常の中にあるものですよね。繊細さんはそうした日常の中の小さな喜びを見つけるのがとても上手。変わらないことや毎日のちょっとしたうれしいことに意識を向けていきましょう」  緊急事態宣言が解除されても、私たちは新型コロナウイルス“前”に戻れるわけではないでしょう。この先、社会全体が変わっていくとなると、武田さんの指摘する「変わらないものの安心感を支えに変化に慣れる」というのは、有効なライフハックになりそうです。

【関連記事】