中日・細川成也選手を直撃!ベストナイン受賞の裏側に迫る!いつ、どうやって知るの?YouTubeでコメントの予習?意外な一面も
11月25日、日本野球機構(NPB)は今季のベストナインを発表し、中日ドラゴンズからは細川成也選手が初受賞しました。12月7日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、細川選手に今回の受賞について尋ねました。 【画像】2024シーズンの中日ドラゴンズ・ギャラリー【一覧はこちら】
受賞を知ったのは?
細川選手がベストナイン賞の受賞を伝えられたのは、沖縄キャンプの昼休憩の時だったそうです。 細川「契約更新の日程が急に変わったんで、なんでだろう?って思ってたんですけど、もともとの契約更改の日はベストナインの発表があったんです」 沖縄キャンプは倒れそうなほどの暑さ。しかしマネージャーからベストナイン賞受賞を告げられると。 細川「まさかベストナインに選んでいただけるとは思ってなかったので、すごく嬉しかったですね」 これでテンションが上がり、キャンプに打ち込めたそうです。 細川「福永(裕基)さんにはよくしてもらってるんで言ったら、『おっ、すごい』って喜んでいただいて。そこからベストナイン発表があって、みなさんから『おめでとう』と言っていただきました」
表彰式に備える
プロ1年目にイースタン・リーグファームのビッグホープ賞を受賞した細川選手。レッドカーペットの上を歩く際には、すごく緊張して汗が出たそうです。 今回受賞のコメントを求められると聞いて、YouTubeで昨年の授賞式の質問内容をチェックし、当日に臨んだそうです。 細川「でも一人ひとり聞かれることが全然違ったんです。ちょっとマズイなと思って。あとは自分の頭の中で描きながら考えていきました」
得点圏打率を上げる
ちなみに現在のキャンプで一番取り組んでいるのは、得点圏の成績を上げるための練習だそうです。 森野将彦コーチからは「インコースに来たら引っ張る、外のボールが来たら流す、を瞬時にやってみては?」と助言があったんだとか。 細川「意外と難しかったですね。引っ張った打球もドライブしないようにきれいな打球が行くようにも意識したりしましたね」 長打力も細川選手の魅力。 細川「僕の中では飛ばしにかかるバッティングと、考えたバッティングでは分けながらやってました」 飛ばそうと思うほど、大きな筋肉を使って力んでしまうんだそうです。 そのため、力まないことを心掛けて、どうやれば良い時のスイング軌道を繰り返すことができるかを意識して練習したそうです。
球が見やすい球場
シーズン中はもう少し力が入るポイントが遅ければホームランだったという打球もあり、なおかつバンテリンドームナゴヤは広いので、ちゃんと当たらないと入らないんだとか。 とは言え、細川選手はバンテリンドームが好きとのこと。 2023年のバンテリンドームでは2割6分5厘、ホームラン11本。今年は3割2厘、ホームラン10本です。 細川「横浜(DeNAベイスターズ)時代も結構バンテリンで出させていただきましたが、大野さんにけちょんけちょんにやられてました。でもボールが見やすくて僕は好きですね」 来シーズンの細川選手には、バンテリンドームで更なるホームランが出ることを期待しましょう。 (尾関)