レアル・マドリード、下部組織“最大の宝石”17歳ジョアン・マルティネスと新契約締結…契約解除金80億円で金満クラブの強奪阻止 | ラ・リーガ
レアル・マドリードが、下部組織DFジョアン・マルティネス(17)と新契約を締結した。スペイン『マルカ』が報じている。 ジョアン・マルティネスはレアル・マドリードの下部組織“最大の宝石”と称されるセンターバックだ。アルバロ・アルベロア監督率いるU-19チームに所属する同選手は、今夏トップチームのアメリカツアーに帯同して衝撃的な活躍を披露。的確かつ大胆な守備のほかフィード能力にも優れており、レアルサポーター、ひいてはフットボールファンから一躍注目を集めた。 だが、アメリカツアー後も引き続きトップチームの練習に参加していたジョアン・マルティネスは、FWエンドリッキとの接触で前十字靭帯断裂の重傷を負い、現在は長期離脱中だ。『マルカ』によれば、レアル・マドリードはそんな17歳DFと8月から新契約締結に向けて話し合いを進め、9月12日に合意に至った。そして10月4日、ジョアン・マルティネスは両親、兄弟、代理人とともにクラブオフィスを訪れて、正式に新契約を結んでいる。 レアル・マドリードとジョアン・マルティネスの契約期間は2026年まで延長され、“オイルマネー”を持つクラブからの強奪を阻止すべく契約解除金は5000万ユーロ(約81億円)に設定された。また同選手が18歳となる2025年8月には、トップチームの一員としてまた新たな契約を結び、契約期間をさらに延長する可能性もあるようだ。