【プレミア12】米国がスーパーR初勝利「厳しい戦いだった」ソーシア監督 日本の決勝進出決定
<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:米国6-5ベネズエラ>◇23日◇東京ドーム 米国がベネズエラに競り勝ち、スーパーラウンド初勝利で1勝2敗とした。 初戦の日本戦に1-9で敗れ、2戦目の台湾戦に2-8で敗れ連敗スタートだった米国が、この日は打線が息を吹き返した。2回に1番シンプソンの先制適時中前打などで2点を入れ、6回には1死二、三塁で再びシンプソンが犠飛で3点目。さらに2番ショーが適時中前打、3番ウィリアムズが左中間に適時二塁打と打線がつながり3点を追加した。 8回に同点に追いつかれたが、9回表にドジャース傘下3Aオクラホマシティーに所属する有望株の4番ワードがセンターへソロ本塁打を放ち勝ち越し。これが決勝打となった。 投手陣は、今季までホワイトソックスでプレーしFAとなっている右腕トゥキ・トゥサン(28)が先発し4回0/3を2安打無失点、2四球4奪三振と好投した。 ソーシア監督はスーパーラウンドを振り返り「優れた4チームがそろっているので、どの試合も厳しい戦いだった。今日はいい試合をすることができた」と話した。 今大会で5本塁打、この日決勝弾を放ったワードは今季は3Aでも34本塁打とパワーを発揮している。その秘訣(ひけつ)を問われ「今季、スイングを修正したのが大きかった。自分を信じて打席に立っている」と話した。