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街に漂う、閉塞感 休業要請スタートの市街地 奄美市名瀬

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南海日日新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて鹿児島県の三反園訓知事は25日から5月6日までの間、スナックやバー、パチンコ店など98業種を対象に休業要請を行った。初日となった25日、日中の奄美市名瀬の市街地はパチンコ店など対象業種の臨時休業が増えた以外、一見すると前日までと変わらない雰囲気。だが、市民に話を聞くと「いつまでこんな状況が続くのか」と、感染症の先行きが見えないことへの不安を訴える声も多く、閉塞(へいそく)感が増している。  商店街のアーケード周辺は休業要請の対象となる店舗は少なく、同日から臨時休業したのはリサイクルショップなど一部の店舗のみ。マスクをして通りを歩く人の姿も目立った。  スーパーに買い物に来たという60代女性は「感染症が心配される中、用事を済ませるために出歩いているだけで、買い物を楽しむという気分ではない。早く収束し、落ち着いて買い物できるようになるといい」と語り、足早に立ち去った。  今月から営業時間を短縮した小売店の男性は「4月に入り、もともと人通りは少なく、きょうから特別に人が減った印象はない。奄美大島で感染者が確認された翌日の方がよっぽど少なかった。一体いつまで続くのだろうね」とぼやいた。  同市の飲食店街、屋仁川では24日までに多くのスナックやバーが休業。奄美大島商工会議所(安田励所長)は現状把握のため、職員が不定期に夜、屋仁川通りを歩いて営業状況を確認している。安田所長(56)は「通りを歩きながら目視で確認した範囲だが、24日の時点で(対象業種の)9割はすでに休業していた印象。この日は人通りも全くなかった」と話した。  25日から臨時休業するバーの女性店主は「店は閉めていても家賃などの固定費は出ていく。(休業は)知事の要請とのことだが、5月7日以降は店を開けていいか、協力金はいつごろもらえるか。要請通り休業はするけれど、分からないことが多い。(同業者は)みんなそう感じているのでは」と不満をこぼした。

奄美の南海日日新聞

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