ドーベルマン2頭、民家からまた逃げ出す 4月にも 千葉・木更津
11日午後4時15分ごろ、千葉県木更津市真里谷の民家でドーベルマンを飼育している飼い主が、県警木更津署に「ドーベルマンがいなくなっている」と届け出た。成犬と幼犬各1頭の行方が8日から分からなくなっており、県警などが捜索している。この民家では4月22日にもドーベルマン4頭が逃走し、保護されており、そのうちの2頭が再び逃げたとみられる。 【4月に脱走し確保されたドーベルマンの子犬】 県警や千葉県によると、逃げた成犬はメスで、体長約70センチ、体重約35キロ。幼犬は生後約5カ月で体長約50センチ、体重約15キロ。成犬は赤い首輪、幼犬は青い首輪をしていたという。 飼い主が2頭の姿を最後に確認したのは8日午後1時半ごろ。その後外出し、約1時間後に帰宅したところ、いなくなっていたという。飼い主はすぐに県警や保健所に届け出ず、3日後の11日夕になって、たまたま自宅近くを通りかかった木更津署員に申告した。 県警は「発見した際はむやみに近づかず、警察に通報してほしい」と呼びかけている。【長沼辰哉、近森歌音】