結婚を機に沖縄移住した人気女優 俳優業の傍ら居酒屋の女将も「自分が思うことに突き進もう」
女優の尾野真千子(43)が29日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。結婚を機に沖縄に移住した経緯を明かした。 【写真あり】ノースリーブ姿の尾野真千子と大竹しのぶ 21年5月に沖縄在住の映画コーディネーターの男性と再婚したことをきっかけに、沖縄県今帰仁村移住。俳優業の傍ら「昭和居酒屋 北山食堂」を経営し、女将として店にも立っている。 沖縄に移住した理由を聞かれ、「旦那がいるから」とさらりと答えた尾野。夫の出会いは夫のコーディネートで家屋を作る映画を撮影したことだった。 この日、MCの笑福亭鶴瓶の取材を受けた宮沢は以前の尾野の写真を見て「キーってなってる」と目が釣り上がっていると言っていたそうで、尾野も「そうそうそう。目がつってるんですって。そうです、今、たぬき。仕事でうーってなってる時とかって、きつねみたいになってるんですよね」と話した。 その上で「だから沖縄で家を建てたんです」と尾野。「ちょうど芸歴な20年になった時に、“私、何してるんのやろな”って思って。芝居は好きだけど、こうして出させてもらえるようにはなったけど、なんかモヤモヤモヤモヤってしちゃったんです。テレビに出続けないとみんなに忘れてしまうぞ、とか、なんかいろいろなことを考えすぎて、モヤモヤしたから、1回、こういうのを全部取り払いたいし、違うことを自分の中に入れたいと思って、事務所の社長に相談したら、“じゃあ、なんか撮りますか?自分が思うものを、”と。“じゃあ、ロケハンをしましょう”ってなって」と説明した。 「“僕の生まれたところが沖縄何ですよって社長が言って“じゃあ、沖縄行こうや!”って。知り合いの人も一緒だったんですけど、その人が“今帰仁村(なきじんそん)ってところにたぶんお前の知ってる人いるぞ”って言われて。“じゃあ、行きましょうか”って会いに行ったら、十何年か前にドラマをこの近所で撮ってるんですよ。そんなことすっかり忘れてて。その時に会ってますよって、紹介されて。それが今の旦那なんです」と明かし、MC陣からも「縁ですね」と驚いた。 「今帰仁村は今帰る仁って書くんですよ。いろんなことがバーッと重なったんですよ。帰ってきたとか、自分の中でいろんなことが20年の時に、なんか重なって、自分の中で1本の木になったような気がして。“私が帰るところはここなのかも!”って思って」と移住を決めた理由を明かした。 東京から離れることで仕事が減ることを心配しなかったのか、との質問には「その家を建てようと思った時になくなりました」とキッパリ。「芝居は好きだからたぶんやると思うんですけど、人に知られていないといけないとか、余計なことを考えることがなくなった。認知されたいとかやっぱり気にするじゃないですか、人気とか。だけど、そうではない、自分がやりたいことってみんなそう。やりたいことのために突き進んでいる。私は芝居がしたいから、自分が思うことに突き進もう。そのためには仕事は減るかもしれない。お金も減るかもしれない。そんなのどうでもよくない?って思って。バイトすればいいし。よく言われるのが、ここの世界を離れてしまうと、その顔になってしまうから、戻ってこられへんでって。そういうんじゃないよって、いうのを言いたい」と力を込めた。