2年連続「M-1敗者復活」へ…豪快キャプテン、ネタ作りも豪快すぎる!?
『M-1グランプリ2024』の決勝進出を目指し、敗者復活戦(12月22日開催)に臨むお笑いコンビ・豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)。昨年に敗者復活へ初進出、最近では関西のバラエティ番組では2人を見る機会も増加。今年は準決勝でも敗れはしたものの、たしかなインパクトを残した。 【写真】ネタ中の2人、べーやんに畳みかける山下ギャンブルゴリラ 大阪らしい「濃さ」を放つ同コンビは今回、どこまで通用するのか期待は膨らむばかり。そんな2人に、『M-1』にかける思いなどについて話を訊いた。(取材・文/田辺ユウキ)
■ 去年よりは気持ちの面でも成長できた(べーやん)
──2年連続で敗者復活戦に挑むことになりましたが、「決勝進出」「優勝」の文字は以前より現実味を帯びてきているのではないでしょうか。 山下:2023年の準決勝はごちゃごちゃ考えすぎていました。大阪勢も多くて、しかもみんな準決でちょっとだけネタをイジったりするんです。それを見ていると、「俺らもなんか変えなあかんのかな」と思ってしまって・・・。その結果、結構スベっちゃいましたね。 べーやん:でも、そう考えると2024年は「決勝」「優勝」をチラつかせながらやってきていたかもしれませんね。 山下:いやいや、マジか? お前、そんなこと考えてたん? べーやん:準々決勝の日にたまたま、さや香の新山さんと喋る機会があって。僕が「準決は最低でもいっておきたいですね」と話したら、「お前、それは去年までは出てけえへんかった言葉やな」と言われて。そこで、「確かにな」となりました。去年よりは気持ちの面でも成長してるんやろうなって。 ──私が質問したときの、山下さんの顔が・・・(笑)。 山下:いやいや。べーやんっていつもネタに対しては一切、なにも言ってこないですし、インタビューやからっていきなりそんなこと言い出して、なんかキモいなって・・・。そもそも2人でそんな話をしたことが今までないんです。決勝行こうとか、優勝を目指そうとか。いつも目先のことを必死でやってきていたから。