【最新で究極のスーパースポーツ】ポルシェ・ビジョン918 RS ミュージアム所蔵モデル公開
7分以下のタイムを出した初の量産モデル
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治) ポルシェ918スパイダーは、ブランドにおけるスポーツカーのマイルストーンになった。ハイブリッド搭載のコンセプトカーとしてデビューしたのは、2010年。ポルシェにおける、ハイブリッド戦略の始まりを示すものだった。 【写真】ハイパーカー・コンセプト 918も (94枚) スーパースポーツカーとしての新基準でもあり、フル・カーボンファイバー製のボディに、可変エアロダイナミクスを搭載。量産モデルの製造終了から5年が経過した今でも、ベンチマーク的なモデルになっている。 またポルシェ918スパイダーは、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェをアタック。7分以下というラップタイムを叩き出した、初の量産モデルでもある。
最新で究極のスーパースポーツカー
この型破りなサクセスストーリーを、どのように今後へ展開していくのか。ドイツ・ヴァイサッハのデザインチームは、サーキットとストリートの両方で活躍できる、スポーツカーのアイデアに取り組んだ。ポルシェ918の、魅力的な新しい進化を描き出した。 ドライブトレインとシャシー技術は強化され、ドラマチックなデザインのボディは、空力特性的にも最適化。ポルシェ・ビジョン918 RSは、ポルシェのデザインチームによる最新で究極のスーパースポーツカー・コンセプトといえる。
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