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【写真特集】都市の隣にサンゴの海 豊かな命育む 沖縄、軍港建設で影響も

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沖縄タイムス

[うちな~う](45)浦添市西海岸・カーミージー  沖縄県浦添市の西海岸に広がる「カーミージーの海」。同市港川から西洲まで続くイノー(礁池)は南北約3キロ、沖合1~1・5キロにも及ぶ。多種多様な生物が生息し、沖合のリーフエッジではサンゴが群生し、色鮮やかな魚が群れる。 この記事の他の写真・図を見る  環境学習の場でもある港川側の海域は、地元住民や児童らの働きかけで道路計画を環境に配慮した架橋に変更した経緯がある。  しかし今、西洲側には那覇軍港の移設計画が持ち上がる。  「カーミージーの海で遊び隊」代表の浪岡光雄さん(71)は、沖縄の海に魅了され13年前に移住。観測会を催し、磯遊びを楽しんできた。観測会は200回以上開催し、延べ4300人が参加した。  同市は2017年にイノーの保全と活用を目的に「里浜条例」を制定。港川側は保全区域として残す計画だが、浪岡さんは「埋め立てにより海が分断されると潮流が変わる。今の環境が守れるのか」と疑問視する。  サンゴや海草が酸素を生み、貝類は水を浄化。それぞれの役割で自然界は育まれている。憩いの場でもある都市近郊に残る豊かな海が消え、巨大な軍艦が姿を見せる光景は想像したくない。(写真部・伊禮健) ◇ ◇  この企画は、沖縄(うちなー)の今(なう)を毎月最終水曜日に写真で紹介します。

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