最も集客した試合は? J3観客数ランキング6位。ホームサポーターがっくり…。1万人の前で完敗
明治安田J3リーグは2024シーズンの全日程が終了した。今年も全国各地のスタジアムに多くの観客が足を運んだが、今季最も多くの観客が詰めかけたのはどのカードなのか。今回は、今季のJ3リーグ全380試合の中で最も観客を動員した対戦カードをランキング形式で紹介する。※観客数は『J.LEAGUE Data Site』を参照
6位:松本山雅FC vs 大宮アルディージャ(サンプロ アルウィン) 観客数:11,169人 開催日:9月7日(第27節) 2024年の明治安田J3リーグ観客数ランキングで7位に入った「大宮アルディージャ vs 松本山雅FC」。9月7日に行われたリーグ戦第27節は、5月に敗れた大宮にとって“リターンマッチ”となった。この試合、松本の本拠地『サンプロ アルウィン』に11,169人もの観客が詰めかけている。 シーズン初黒星をつけられた相手に“ダブル”を食らうことだけは何としても避けたいところ。熱狂の劇場と化す『サンプロ アルウィン』から勝ち点3を持ち帰るという高難度のミッションに挑んだ。 試合は互いに持ち味を存分に出し合う展開となった。松本がパスをつないで前進をはかれば、大宮もボール奪取から鋭いカウンターを繰り出す。一戦目と同じく、前半はスコアレスで終了した。 67分、待望の先制点を手にしたのは大宮だった。右サイドから供給された鋭いクロスにFWオリオラ・サンデーが頭で合わせると、相手GKに弾かれたボールをMF石川俊輝がねじ込む。首位に立つチームらしく、相手の一瞬の隙を見逃さないしたたかなゴールだった。 その後は、ロス世代の若きCB(センターバック)市原吏音を中心とした守備陣が踏ん張り、松本の反撃を見事シャットアウト。石川のゴールを守りきり、大宮が1-0で勝利した。リベンジを果たした首位チームはリーグ戦の連勝を「4」に伸ばし、後のJ2昇格とJ3優勝の足掛かりとした。
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