『サイバーパンク2077』、今のところPS5 Pro Enhancedに対応する予定はなし
CD PROJEKT REDは、『サイバーパンク2077』がPS5 Pro Enhancedに対応する予定はないと明かした。 「サイバーパンク2077」画像・動画ギャラリー 本作にPS5 Proの性能を活用するアップデートを配信してほしいとXでポストしたファンに対し、開発元は「今のところPS5 Pro向けのパッチは予定していません」と返信している。 一部のファンは、発売から4年が経過した本作にPS5 Pro向けのアップデートが配信されることを期待してきた。本作は非常に美しいグラフィックを誇る作品であり、一方で顕著なパフォーマンス上の問題にも見舞われてきたからだ。だが、CD PROJEKT REDはほかのことに注力しているようだ。 その「ほかのこと」とは何だろうか。今のところ、初代『ウィッチャー』のリメイクの監修に加え、「ウィッチャー」シリーズ第4作(「ウィッチャー」の世界を舞台にした新しい三部作の1作目)、『サイバーパンク2077』の続編、「ウィッチャー」のマルチプレイゲーム、オリジナルの新規IPが開発中となっており、かなり盛りだくさんだ。 なお『サイバーパンク2077』では、2022年2月にPS5およびXbox Series X向けの新世代機版アップデートが提供された。これにより、PS5とXbox Series X版に、60fps/4Kでプレイできる「パフォーマンスモード」と、影のフォトリアルなレンダリングと30fps/4Kで楽しめる「レイトレーシングモード」が追加されている。 一方で、PS5 Proは既存のPS4およびPS5向けゲームの数々を大幅に強化しているが、リメイク版『SILENT HILL 2』や『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』など、問題が発生しているゲームも存在する。
Wesley Yin-Poole