「かぼちゃまんじゅう」特製ソフト 福島県浪江町のなみえ創成中と道の駅なみえ開発 500個限定、生徒がPR販売
福島県浪江町のなみえ創成中と道の駅なみえは、町の伝統菓子「かぼちゃまんじゅう」の味を再現した特製のソフトクリームを共同開発した。町の魅力を発信し、交流人口拡大につなげる。道の駅なみえで13日、生徒がPRした。 総合学習の一環で3年生7人が4月から開発を進めてきた。町民に親しまれているかぼちゃまんじゅうに着目し、子どもから大人まで多くの人に味わってもらえるソフトクリームを作ろうと考えた。道の駅なみえの「SakeKuraゆい」と協力し、カボチャパウダーや粒あんを使って仕上げた。 13日は、3年生5人がSakeKuraゆいでソフトクリームを販売した。松田藍斗さん(15)は「東日本大震災発生前よりも町を盛り上げたいと思って作った。大勢の人に食べてほしい」と望んだ。松本玲夢(りむ)さん(15)は「商品を通して少しでも町の復興に貢献したい」と話した。 ソフトクリームの価格は475円(税込み)。500個限定の販売で、なくなり次第終了となる。
(相双版)