そのまましまってはダメ! 冬小物のお手入れ方法をレクチャー
クリーニングには出さないけれど、セルフケアも難しそうなバッグやブーツなどの小物類。何となくクローゼットの隅に追いやっていませんか? でも、ちょっと待って! そのまま収納しまっては、来シーズン使うときに、カビやシミだらけってことも。そこで、アイテムや素材別に、今やるべきお手入れ方法を、洗濯王子こと、中村祐一さんがレクチャー。簡単お手入れで見違えるようにきれいになります!
レザーバッグ
<本革> 1.ブラッシングのあと固くしぼったタオルで水拭き。 2.クリームなどで保湿をする。汚れを落としつつ保湿も出来るタイプのクリームもおすすめ。 <合皮> 1.水に中性洗剤を混ぜた洗浄液をスポンジに含ませ、汚れがつきやすい部分などをこする。 2.次に、洗剤を使わずに水拭きして洗剤分をふき取る。その後、乾いたタオルでしっかりふき取り、よく乾かす。 <スエード> 1.汚れが気になる部分を乾いたメラミンスポンジでこする。 2.ブラシで表面を整えます。 <ボアがついたバッグ> 1.中性洗剤を水に溶かした洗浄液でボア部分を軽く濡らす。 2.濡らした部分をスポンジでこする。 3.濡らしたタオルで、洗剤を含んだ水分をふき取る。 4.ブラッシングで毛流れを整える。
レザーシューズ
<本革> 1.ブラッシングのあと固くしぼったタオルで水拭き。 2.クリームなどで保湿をする。汚れを落としつつ保湿もできるタイプのクリームもおすすめ。 <スエード> 1.汚れが気になる部分をメラミンスポンジでこする。 2.靴用のブラシで表面を整える。 <ブーツ> 1.ブラシでホコリや汚れを落とし、固く絞ったタオルで水拭き。 2.乾いたタオルで拭く。 3.靴用クリームで油分を補いつつ仕上げる。 4.カビ対策用ミストなどを使い、カビを予防するとよりgood! <エナメル> 1.乾いた布で表面のホコリや汚れを落とす。 2.エナメル専用クリームでツヤを出す。 3.シュートリーでシワを伸ばしながら保管して、ひび割れを防ぐ。 ※エナメルは特に、熱で変色し、寒さでひび割れしやすいので、湿気のない涼しい場所に保管。エナメル塗料がはがれる原因となる同素材の靴やナイロン袋 と擦れないよう要注意。