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マスクしないと飛行機は乗れないの? 降ろされた男性、ピーチ機上で経験した一部始終を語る

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 ―その後なぜ臨時着陸に至ったのですか。  総責任者が私の席に来て命令書を読み上げはじめました。具体的な安全阻害行為については空欄だったので「なんの行為が該当するのか」とペンで該当箇所を指摘して、有効なのかも問いただしました。一方、総責任者は大きな声で遮るように読み上げるだけで、回答しないまま帰っていきました。その後も席で質問状を書いていると降下が始まり、新潟空港に到着しました。  ―着陸後の機内では何があったのですか。  機内にピーチの職員3人と見守りの警察官が入ってきました。私は飛行機から降りるつもりはありませんでしたが、事情の説明が長くなってしまうと思い、誤解を解くために自主的に機外に出ることにしました。周囲からは「出て行け」と言われ、職員と話をしている私につかみかかろうとする乗客もいました。席を立ったときには拍手が起きました。機内の私をつまみ出せという雰囲気に応えたピーチに喝采を送る状況に、排他的な日本社会の縮図を見た気になり非常に悲しい気持ちになりました。そんな機内の空気に対して「バイバイ」とつぶやきました。泣きそうなくらい悔しかったです。

 ―新潟に到着後はどんなやりとりがありましたか。  ピーチのカウンターで、チケットの払い戻しの案内がありましたが、事情を分かって運送契約を最後まで果たしてほしかったのでサインはしませんでした。私の質問には「お答えしかねます」という回答で、本社に連絡してもらうこともできませんでした。結局、私は暗い新潟空港に取り残され、宿泊費や関空までの交通費を自腹で出しました。関空のカウンターでも機内と同様の質問に加え、機長の退去命令書があるのか、運送契約の解除は有効なのかを聞きましたが、現在までに回答はありません。  ―警察から事情聴取はありましたか。  警察による拘束や事情聴取は一切ありません。新潟県警の警察官からは、何も法律に触れることはないと説明を受けています。長時間機内にとどまったわけでもないので不退去罪に当たらないし、客室乗務員に質問するだけでは威力業務妨害にも当たらない、と言われました。

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