新人の角田大河騎手が初騎乗初勝利!続く2Rも勝利しデビュー2連勝を達成「感謝の気持ちでいっぱい」
新人の角田大河騎手(18)=栗東・石橋=がど派手なデビューを飾った。阪神1Rを8番人気のメイショウソウゲツ(牝3歳、栗東・本田)で初騎乗初勝利を飾ると、続く阪神2Rでは2番人気のメイショウトール(牡3歳、栗東・石橋)を導き、デビューから2連勝を達成した。 初騎乗初勝利について「操縦性が高く良い位置でスムーズに流れに乗れました。馬主さんをはじめ、関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔。続く2Rの自厩舎での初勝利には「自厩舎なので調教から馬の癖は分かっていました。前走乗った幸さんからのアドバイスもいただきましたし、大外枠も向いてくれたと思います。(先輩騎手の)泉谷さんや小沢さんも初勝利がメイショウさんの馬だったので、僕も持っていてくれと思っていました。メイショウさんには、こんな良い馬に乗せていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」。再び会心の笑顔を見せた。 師弟タッグでのいきなりの勝利に、石橋守調教師は「1Rを勝てて本人も気持ちが楽になっていたと思う。正直、出来過ぎかなと思うけど、この結果に甘んじないように感謝の気持ちを持って1頭1頭一生懸命乗ってほしいね」と話した。また父である角田晃一調教師も「ほっとしました。よその厩舎の馬なんで無事に回って、まっすぐ走らせられたらと思っていました。本人が一番ほっとしてるんじゃないかな」と親心をのぞかせた。
中日スポーツ