ファミマ「背徳のコンビニ飯」まるで“魔改造”な開発の裏側。発売1週間で約9.7億kcalを記録
ファミリーマートは9月17日から販売している「背徳のコンビニ飯」の販売総カロリーが約9.7億kcalで売れ行きが好調だと発表した。 【画像】「まるごと煮玉子むすび」(298円) 「背徳のコンビニ飯」は“本能にあらがえない、禁断のウマさ。”をテーマに、おむすびやサンドイッチ、丼やパスタなどに、欲望を駆り立てる7種類の“背徳食材”(背脂、バターソース、にんにく、から揚げ、玉子、マヨソース、チーズ)を使用したオリジナル商品。 背徳飯は商品開発部門にとって「まるで魔改造のチャレンジ」とのことで、背徳感と美味しさ、見た目のインパクトを実現するためにさまざまなチャレンジをしたという。 ■ ファミマ「背徳のコンビニ飯」 ・「まるごと煮玉子むすび」(298円)※一部地域では仕様が異なる ・「大盛ごはん!タルタルから揚げ&にんにく豚焼肉丼」(638円) ・「チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス」(598円) ・「ガーリックバターチキンサンド」(395円) ・「麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば」(680円) ・「大盛 から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2」(578円) ・「チーズに溺れる!4種のチーズグラタン」(578円) ・「チーズに溺れる!明太チーズたこ焼き」(538円) □まるごと煮玉子むすび 魔改造ポイント:「煮玉子まるごと1個」への挑戦 開発エピソード:「煮玉子をまるごと1個おむすびに入れる」という大胆なアイディアを実現するため、まずは製造工場側で対応可能かの確認から始めた。なんとか製造側はクリアしたが、今度は背脂とにんにくの味のバランスの調整に苦労。多くの試行錯誤を重ね、煮玉子1個をまるごと使用したおむすびを実現した □大盛ごはん!タルタルから揚げ&にんにく豚焼肉丼 魔改造ポイント:丼にのせる具材で背徳感ある見た目を追求 開発エピソード:商品のボリューム感に加え、視覚的に背徳感を演出するために多くの工夫を重ねた。タルタルソースの色合いや粘度に加え、豚焼肉にトッピングするフライドガーリックを異なるサイズで2種類使用するなど、さまざまなアプローチを試みた。ソースのかけ方や丼にのせる具材のバリエーションを豊富に展開し満足のいく見た目に仕上げた □チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス 魔改造ポイント:チーズに溺れても、飽きない味わいを追求 開発エピソード:見た目・味ともに背徳感を感じられるように、チーズの量・種類は何度も修正を重ねた。また、ホワイトソースとチーズの組み合わせは、途中で飽きてしまう可能性があるため、にんにくと醤油をベースにしたソースをごはんの上にトッピングして、別添えのコショーを振りかけることで、最後までチーズの美味しさを楽しめる商品に仕上げた □ガーリックバターチキンサンド 魔改造ポイント:温めなくても美味しい味わいを追求 開発エピソード:やみつきになる背徳感を目指し、ガーリック、バターソース、マヨソースを組み合わせたが、それぞれの食材の主張が強く、美味しさとの絶妙なバランスを取るために多くの試作を重ねた。温めなくても美味しく楽しめる仕立てを追求し、背徳感のある食材のハーモニーを楽しめる □麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば 魔改造ポイント:改造でパワーアップした、ひとくち目からガツンとくるパンチのある美味しさ 開発エピソード:従来品の「麺屋こころ監修 台湾風まぜそば」にニンニクとともに「背脂」もたっぷり入れて何度も調整を重ねることで、パンチのある美味しさと背徳感を両立した □大盛 から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2 魔改造ポイント:ガツンと強烈なにんにくの香りと背脂がたまらない味わいのパスタ 開発エピソード:2023年9月に発売し「背徳感」あるパスタとして話題となった商品を更にパワーアップさせて改造。麺量を増やし、ボリューム感を上げながら、マヨソースを追加することで、より背徳感とやみつき感のある商品に仕上げた。 □チーズに溺れる!4種のチーズグラタン 魔改造ポイント:焼いたグラタンにさらにチーズをかけることで、チーズのとろーり感と背徳感を演出 開発エピソード:具材とチーズをのせてグラタンを焼き上げた後に、さらにチーズをトッピング。後のせでトッピングしたチーズは、レンジで温めることでとろけ、チーズの絶妙なとろーり感と味わいを楽しめる □チーズに溺れる!明太チーズたこ焼き 魔改造ポイント:チーズをたっぷりトッピングし背徳感を追及 開発エピソード:にんにく系、カロリー爆弾系、といろいろな案を検討し、過去に発売したことがある「明太チーズたこ焼き」の魔改造、というコンセプトで開発。どの程度のチーズ量ならば背徳感を感じられるか試行錯誤し、完成した
グルメ Watch,編集部:濱野紗妃