ラグビー早明戦、明大は司令塔に1年生SO萩井耀司を起用 神鳥監督「先週の試合で大活躍したことを評価」
関東大学ラグビー対抗戦の優勝をかけ、1日に国立競技場で行われる早明戦(早大―明大)のメンバーが29日、発表された。 ここまで6戦全勝、勝てば五郎丸歩さんが4年生だった07年以来17年ぶりの全勝優勝となる早大はフッカー佐藤健次主将(4年)、日本代表のFB矢崎由高(2年=ともに桐蔭学園)ら慶大戦と同じ15人が先発。 一方の明大は敗れた前節の帝京大戦から2人を変更。司令塔に昨季の高校大会優勝のSO萩井耀司(1年・桐蔭学園)、WTBに昨季トライ王の安田昂平(4年・御所実)を入れた。 明大の神鳥監督は29日の練習後に「先週(24日)のジュニア選手権決勝で帝京大に勝った試合で大活躍したことを評価した」と説明し、「萩井はキック力があるので前半は(早大の1年生SO)服部君との蹴り合いで負けないようにエリアを取っていき、後半のどこかでリザーブから伊藤龍之介(2年)を入れてゲームを動かしたい」とゲームプランを明かした。 早明戦は今回が通算100回目。明大のナンバー8木戸大士郎主将(4年・常翔学園)は「僕らは高3の花園(全国高校大会)も100回大会だったし、100という数字に縁がある」とニッコリ。明大が対抗戦で優勝するには早大に3トライ以上かつ8点差以上の差をつけて勝つ必要があるが「それは意識せず、まず目の前の試合に勝つことに集中したい」と言い切った。
中日スポーツ