細木かおりの『いつも“遊びの女”で終わる女』【メッタ斬り】
せっかく女性として生まれてきたのに、男性から“遊びの女”と思われてしまうなんて悲しいですよね。「遊びの女」と「本気の女」とでは、何が違うのでしょうか? かおり先生にさっそく聞いてみましょう。 細木かおりの「あなたが結婚できない理由!」記事一覧はこちら
そりゃあ、遊ばれちゃうんじゃない?
こんばんは。細木数子の娘で六星占術の継承者、細木かおりです。 最近こんな相談があったの。 なんでも、自分が好きになった男性との恋愛は、いつも“遊びの女”で終わってしまうのだそう。自分がその男性に本気になった途端、連絡が途絶えたり、「俺、今彼女作る気ないんだ」なんてセリフを言われてしまい、とても落ち込んでいたのよ。 はじめは「世の中にはなんてひどい男がいるんだ!」って私も鼻息を荒くして怒っていたの。でも、彼女の話を聞いているうちに、「そりゃあ、遊ばれちゃうんじゃない?」って思ってきちゃったわ。だって、彼女の行動って自分から立場を低くしているだけだったから。 まずね、一番やっちゃいけないのは、はじめに男性に自分のことをさらけ出しすぎること! みんな最初から自分の情報を与えすぎなのよ。ほら、映画だって予告を観て“もっと観たい”“映画館に行かなくっちゃ”と思うじゃない。でもね、自分のことをペラペラ話しすぎるのって、映画のストーリーや最後のオチまで話してるのと同じことなの。 誰が結末まで知っている映画をお金を払って観たいと思う? 恋愛は男性に「もっと知りたい!」って思わせなくっちゃダメなのよ。
遊びの女で終わるもう一つの理由
これは彼氏が欲しくてしかたない女性に多い傾向なんだけど、「彼氏を作りたい」「この人の彼女になりたい」っていう気持ちの方が強すぎて、自分を安くたたき売りすぎなの! こんなことに心当たりがある人はいない? 男性から“気が合う”と思われたいがために話を合わせたり、嫌われるのが怖くて本音が言えなかったり。 よく考えてよ! その場しのぎの“取り繕った自分”を受け入れてもらったとしても、それに何の意味があるの? そんなことをしていたら、どんどん自分の意見が言えなくなるのよ。いつも男性の顔色を窺って、自己主張ができず、行き着く先はイエスマン。ただ言いなりになっている女性と“一緒にいたい”という男性っていると思う? 「こんなこと言ったら嫌われちゃうかも……」と思って言葉を選んでばかりいるようじゃ、とてもじゃないけど男性から愛されるなんて程遠いわね。そりゃあ、相手を気遣う言葉選びは必要だけど、そんなに自己肯定感が低いんじゃ相手だって、あなたを低く見積もるわよ。付き合ったり、結婚する相手とは対等な関係であるはずなのに、自分から立場を下げてるだけじゃない。