「出番が少ない理由が分からない」批判もある南野拓実、“マネ以上”の得点率に現地注目!「彼がどれだけ活躍したかを忘れている人がいる」
「ワールドクラスにはほど遠いが…」
リーグカップ準決勝第1レグのアーセナル戦では、決めれば決勝進出に前進という絶好機でシュートをクロスバーの上に外した。3日後のプレミアリーグ・ブレントフォード戦では、途中出場から3分後にダメ押し弾となるゴールを決めて汚名を返上した。 【動画】途中出場からわずか3分で追加点!南野が27歳のバースデーを自ら祝う! 南野拓実はリバプールにふさわしい選手なのか、様々な意見が飛びかっている。『FanNation』は1月17日、「最近のほかのどの選手よりも、タクミ・ミナミノは本当にリバプールのファンの意見を二分している」と報じた。 「彼がワールドクラスの選手だと主張する者はいない。それにはほど遠い。だが、リバプールでプレーするのに十分なほどの良い選手かどうかという議論は残る。モハメド・サラーとサディオ・マネがアフリカ・ネーションズカップ出場で不在の中、直近でミナミノに関する議論は増している。一部のファンは、ワールドクラスの2人をカバーするための能力が彼にあるかどうか懐疑的なのだ」 同メディアは、1ゴールあたりに要した時間で今季の南野はマネを上回るペースで、特に2得点を記録しているプレミアリーグではリーグ有数の効率だと指摘。4試合出場で4得点・1アシストを記録しているリーグカップ成績は「印象的」と伝えている。 「カップ戦での調子を考えれば、リーグ戦で出場機会が少ない理由が分かりかねる。特に、リーグカップでの得点のうち3ゴールがプレミアリーグのチーム相手だったことを考えればなおさらだ」 「(終了間際の同点弾で準々決勝敗退から救った)レスター戦の得点がいかにリバプールにとって重要だったか、チームがすべてを失ったかに思われたときにどれだけ彼が活躍したかを忘れている人たちがいるのではないだろうか」 FanNationは「個人的には、特にサラーが不在の間は、もっとミナミノに何ができるかを見るために時間を与えたい」と、少なくとも現状で南野をもっと起用すべきとの見解を示した。 「彼がレギュラーになることは決してないだろう。だが、明らかにチームのためのゴールを決められる選手がこれだけの出場なのはとにかく厳しいと思われる」 前線の主力2人がいない間に、南野は一定の存在感を示すことができるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部