ここは飯能ではなくもはや北欧!? ムーミンバレーパークでヒュッゲ気分
飯能の森にぽっかり現れたムーミンの住処
東京からおよそ1時間半、水と緑の街・飯能市。自然と都市がなだらかに一体となっているこの街にムーミンの里「ムーミンバレーパーク」があります。 【画像】ビーチの達人が選ぶ! もう一度行きたい絶景ビーチBEST10 周囲を取り囲む、静かでなんだか温かいこの森は、確かにムーミンやニョロニョロがひょっこり出てきそう。森は今、収穫の秋。ムーミンバレーパークでも2020年9月12日(土)から11月8日(日)まで「ムーミンバレーパーク ハーベスト」を開催、自然の恵みを祝福するイベントが開催されています。
リトルミイとムーミンが来場者を歓待
木立の中を進んでいくと、いよいよムーミンバレーパーク。可愛らしいリトルミイとムーミンのオブジェが歓迎してくれています。 本を模したゲートをくぐって、物語の世界へ旅立ちましょう。 「はじまりの入り江」と呼ばれるエリアには北欧の秋の実りの象徴である、ベリーとりんごをモチーフにしたバルーンのアート作品が展示されています。 デザインは、フィンランドで生まれた独創的な色づかいとプリントで日本でも人気のmarimekko(マリメッコ)などのデザインも手掛けるテキスタイルデザイナー鈴木マサル氏。 鮮やかな配色ながら温かみのある雰囲気で思わず笑顔がこぼれます。 約3600個からなるバルーンはインスタ映え間違いなし! フォトスポットとして多くの人が足を止めて撮影をしていました。 ムーミンバレーパークではイベント開催期間中、「Instagram フォトコンテスト」を実施。展示されているバルーンを背景に、素敵な写真を撮影しハッシュタグ「#ハーベストフォトコン」とともに投稿すると、最優秀賞者には賞金50,000円がもらえるというイベントです。 幻想的な空間で心揺さぶる撮影に挑戦してみるのも良いかも!
森にはムーミン谷のみんなの息吹が
「はじまりの入り江」を抜けると、いよいよムーミン谷エリア。 ここではムーミンの物語を体感できるほか、ムーミン谷の仲間たちの息吹を感じることができる。ムーミン屋敷は原作者であるトーベ・ヤンソンが残した図面や、友人たちと手がけたジオラマの要素を基に、原作から再現。 ムーミンの部屋はもちろん、屋根裏部屋にパパが執筆を行う書斎があるなど、物語を想起させる仕掛けが満載です。 ムーミン谷の奥にはあのスナフキンのテントもあるという憎い演出も。 遊牧生活を行うスナフキンは自由と孤独、音楽を愛するクールなキャラクター。そのイメージ通り、彼のテントはおさびし山エリアという、ムーミン谷エリアからは少し離れた場所にあります。耳を澄ますとスナフキンのギターの音が聴こえてくるような気がします。 パークのそこかしこにはかの有名なスナフキンの名言はもちろん、作品内の印象的な言葉が隠されています。そんな物語のかけらを探してみるのも楽しみの1つかもしれません。