辻希美『初めての育児。その孤独感から救ってくれたものとは?』
モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は中学生の長女、小学生の長男と次男、2歳の三男の、4児の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載『辻ちゃんの恋愛論 大好きな人と結婚しよう』。第65回のテーマは、前回に引き続き「育児」について。4人の子育てライフの楽しさや大変さについて教えてもらいました。 辻希美の「大好きな人と結婚しよう」一覧はこちら
長男次男が小さいころは、ホント大変でした!!
今回も、4人の子どもたちを育てながら思うことについてお話ししたいと思います! 子どもが4人もいると、ま~日々やることがいっぱいあるんですよ。週末なんか、一日中洗濯機を回しては干している感じ(汗)。子どもの成長とともに、洋服も大きくなってかさばるんです(汗)。 でも、親がやらなきゃいけないことが多すぎて、子どものことを全部やってあげられないので、「自分のことは自分でやらなきゃ!」と思ってもらえるというメリットが♪ とくに長女は、自分のことはほぼ全部自分でやるようになりました。 兄弟が多くて大変だったのは……、長男がしゃべり始めて、次男がハイハイできるようになったころかな~。次男はとにかく自由に動き回るから目が離せないし、長男は話せることは話せるけれど、100%こっちの言うことが理解できるわけじゃない、という状態。 家にいたらいたで大変だし、外に行ってもとにかく2人とも目が離せなかった! でもやっぱり体を動かすと機嫌がよくなるし、よく寝てくれるので、散歩にはよく行っていましたね。
長女については、テンパってばかりで記憶がない(汗)
当時、長女は5歳くらいかな。もう「話せばわかる」状態だったので、彼女に苦労した記憶はないかな。ただ下2人がとにかく大変(汗)。すぐどっか行っちゃうし、いろいろなものをこぼすし、ケガは絶えないし……。 私が2人にかかりっきりだったので、長女はすごい我慢をしていた時期だと思います。 そういえば私、長女を育てていたころの記憶があんまりないんですよ。ただ当時、家族や友だちと離れて暮らしていたので、とにかく孤独でした。しかも友だちは誰も結婚すらしていなかったから相談できないし、旦那さんも忙しくて家にほとんど帰ってこられなかったんです。 ぜんぜん人と話す機会すらなくて、どんどん追い込まれちゃって、「育児本ではこのころにハイハイできるはずなのに、まだできない」なんて、一人で悩んでいました。もう毎日必死すぎて、ホント細かい記憶がないんですよ。