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ワッキーが選ぶJ歴代最強チーム「記録にも記憶にも残るチーム!なにより興奮するのは…」

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SOCCER DIGEST Web

10年の名古屋には個人的にどうしても特別な想いが

 93年のV川崎は“Jリーグのシンボル”で、とにかく華やか。JSL(日本サッカーリーグ)の読売クラブ時代から、めちゃくちゃ上手い有名選手が揃っていて異質な存在でしたけど、それがさらにグレードアップしたような感じでした。  当時はカズ(三浦知良)を筆頭にテレビCMにも引っ張りだこで、真のスター集団と言えましたよね。一見チャラいのに、ピッチに立てば華麗で強い。ペレイラ、ロッサムの守備陣は強かったし、北澤(豪)さんはやたら走りまくるし、ラモス(瑠偉)さんは鮮やかなボールタッチで攻撃を操っていくし。役者が周囲の期待に応え優勝を果たす様子は、観ていて爽快でした。  過去10シーズンのJ1王者でも10年の名古屋は別格。MVPに輝いた守護神の楢崎(正剛)に加え、増川(隆洋)と(田中マルクス)闘莉王の歴代でも指折りのCBコンビ、両サイドの田中隼磨と阿部翔平と、この鉄板の最終ラインが肝だったと思います。彼らがピカイチの安定感をもたらしていましたから。  それに小川佳純、中村直志、阿部は、僕と同じ市船出身で、他には習志野高の玉田(圭司)、渋谷幕張高の闘莉王と、千葉の高体連出身が計5人。まるで「千葉のオールスター」のようで、個人的にどうしても特別な想いを抱いてしまいます。特に玉田のキレキレのテクニックには痺れましたね。 ――◆――◆―― 取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部) ※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25合併号より一部加筆・転載。

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